【アラド戦記】状変&速度セッティング運用日記壱~最低限のお試しと考察

投稿日 2022年9月17日 最終更新日 2022年9月17日

 状態異常&速度セッティングへの乗り換えを少しずつはじめました。部分部分での考察が必要なので、最終的な状態だけでなくそのプロセスと考察もまとめていこうと思います。セッティングに関しては下記記事より。

【アラド戦記】105エピック組み合わせ例:装備どうしの相性効果~状変+速度セッティング~


実際の構成を計算してみて
 サイバーティックスピードブーツの運用には、「装備+称号クリ+アバター系要素」などのキャラクターに帰属しない数値のみで攻撃速度140を確保しておく必要があります。日本独自要素としてはアバターヒドゥンオプションやマイルームのボスデコ、異名が適用されていることは確認できました。

 エルブンナイトも試行錯誤の結果、下記のセッティングで条件を満たすことにしました。


▲条件を満たすとアイコンが出ます。

 実際やってみると、掘削強化パーツまたはエクスペンションサプライベルトのいずれかを入れずに構成するのはかなり難易度が高いことが分かります。可能だけど結構頑張らないとダメ。個人的に後者は性能に不安定性がある事などから、あまり使いたくありませんでした。

 エクスペンション腰はHP条件があるので、できればアンビートンメダルなどで耐久力も上げてあげた方が実際のプレイは安定すると思います。火抵抗を上げて速度を稼ぐ装備なので、被弾のすべてを火属性にすればかなりの耐久アップとなります。

 105エピックの構成って大体こんな感じで、どの装備を駆使しても「帯に短したすきに長し」という現象は回避できません。理想の装備だけで組むのが条件的に難しい。

 さらにはサンドバッグやダメージ倍率に特化して組んだら、今度は実際のダンジョンプレイで大きな不便をこうむることも。特にクール感は実際のプレイに支障がない程度には稼いでおきたいところです。

 個人的には25~35%くらいトータルでクールを減らしておきたいと考えています。回復速度を含めた実際の減りです。これは100キャップにおける暗殺者セット+精神刺激ポーションにも近い値ですね。

 とはいっても、フルスペックの場合「掘削強化パーツvsオプティカルコンバットグラス」「獄火の亡霊の大腿甲vsロボティカコンバットパンツ」「閉ざされた領域vs属性強化自傷ネックレス」などはクール感を含めた総合火力性能で1%程度の差しかないという理論上の検証もあります

 つまり、火力性能を良い感じに向上させられるエピックを使うなら、組み合わせの相性さえ問題なければ火力に大差が生じるわけではないということ。使いやすさや好みで選んでも全く問題ありません(火力性能がしっかりあるモノに限りますが)。

 前置きが長くなりましたが、実際の乗り換え過程について見ていきます。

 

必要最低限の乗り換え
 まず乗り換えの第一歩として、「サイバーティックスピードブーツを着けて、その条件である攻撃速度140%を満たす」ことがマストです。そこでそれだけを意識した装備乗り換えを行い、MP過剰消費セッティングとの火力差を見てみます。

 本来はスキル単体のダメージを見るのが理想ですが、条件発動に癖がある装備もあるのでサンドバッグ数値を仮に使います。


▲MP過剰消費(制服)

 


▲速度構成(最低限)

 概ね1.5%の伸びです。アバターヒドゥンオプションを力から攻撃速度に変えた上での伸びなので、良い感じに乗り換えられました。

 ツートーンリングを残したままアトミック首を使用しているので、今のところクール減にやや多めに振った構成になっています。

 

MP過剰消費部位を減らす
 MP過剰消費装備は天才靴に大きく依存した性能になっています。ある条件下における天才腰や視線肩単品での火力上昇量は、それぞれ概ね10%弱ではないかと計算上推測しています

 そこで、デメリットに見合いにくい性能であるMP消費2部位は、特に少なくとも視線肩に関しては変更することがセオリーであると考えられます。なぜ肩の方が優先度が高いかというと、肩には各種セッティングのコア装備となるエピックが多いことと、視線肩のMP消費増加率が多いことによります。

 天才腰はMP回復効果もあること、ベルト単品ではそこまで優秀なエピックが存在しないこと(相応しい本分は当てはまりそうですが条件がある)から、他に良いモノが無ければ単品で運用するのも1つの選択肢と言えるかもしれません。個人的には外したいですけどね。

 というわけで、手持ちの材料との兼ね合いもあり、視線肩を出血肩「光を失った真実」と入れ替えて1部位のみの変更を検証してみます。猛烈な威勢でも良いですが、こちらは生存寄りの性能なので火力を出したいなら妥協装備になるかな。

 0.5%だけ伸びました。デメリットを排除したうえで伸びているので及第点です。出血ダメージ20%増加ってめっちゃ強そうですが、出血腕で50%の高率になった上で、既存の出血ダメージ増加に加算されるオプションなので実際には10%未満の伸びです。

 しかし出血状態の敵に被害増加オプションもあったりするので、その辺の兼ね合いで状態異常コアピックに含まれる強さとなっています。

 というわけで、やっぱり個人的に視線肩は外しちゃえば良いと思います。何ならコマンドOPのエント肩などでも良いですよ。あるいはディープダイバー肩を厳選するなどの手も。

 

後記
 今回の実検証はここまでとなりますが、ヒドゥンを力から攻撃速度に変えた上で約2%の上昇となっているので、MP消費量のペナルティを除外した上での伸びと思えば上出来です。支援を受けたときの火力上昇量はもう少し上と考えられます。しかもまだ乗り換え途中なのでもっと伸びるかも。

 少しだけ不便なのは、エルブンナイトで実際の攻撃速度が175%まで伸びてしまった結果、コンボの入力時間も加速してしまって操作難易度が上がってしまったことですね。これは回避できないことなので慣れるしかなさそう。


 次回の考察では、ここから先の装備乗り換えに関する理論上の考察をメインにまとめる予定です。もし間に合えば実際の乗り換えも行うかもしれません。