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歴史と現代の交差点

歴史と現代の交差点:戦後から現代日本へ② 財閥解体から高度経済成長へ

半端に終わった財閥解体  日本の民主化政策としての財閥解体は結果として骨抜きに終わりました。しかし、戦前の財閥がそのまま残ったというわけでもなかったのです。  まず、子会社の株を所有して支配を行う持株会社の解体が行われました。同時に財閥一族の企業支配からの排除も行われたため、初期の民主化政策のうちに、財閥の要の解体は実際に進行していたのです。  しかし、財閥傘下にあった各企業はそのまま残ってしまい […]

歴史と現代の交差点:戦後から現代日本へ① 民主化政策の頓挫

教科書教育の刷り込みを疑う  従来、日本の学校教育では、アメリカによる占領政策で民主化が進み、日本国憲法制定、財閥解体や農地改革などによって、戦前の日本とは別の国として(より良く)生まれ変わったような論調での教育が行われています。  しかし、実際に現代を生きている人が改めて振り返ると、今の現実とあまりにかみ合っていないと思える出来事も多いのではないでしょうか。そもそも、元々敵国であったアメリカが、 […]

歴史と現代の交差点:糟糠の妻は堂より下さず

歴史上の人物や出来事を現代に結びつけて考えてみるコーナー。 第1回のテーマは「糟糠の妻」。 「糟糠の妻」の故事  この言葉はもともと故事成語です。時代は紀元前1世紀、中国の後漢王朝初期。後漢の成立に関連する内容について、過去の歴史雑記で少し書いているので気になる方はそちらも。要は暴政を行う新王朝に対する反乱軍に参加したものの、その反乱軍が樹立した王朝も支離滅裂だったために結果的に独立することになっ […]