投稿日 2023年4月5日 最終更新日 2023年4月5日
実装から2週間が過ぎたバカルレイド。ギミックの大変さや被ダメージの痛さなど改めて実感できたと思われるこの段階で(既にアーカン堕ちした人も多い事でしょう)、攻略に適した装備などのセッティングについて改めてまとめます。
セッティングの前提
バカルレイドにおける被ダメージは非常に強力で、強力なパターンやギミック失敗攻撃を受けずともじわじわHPが減ってしまいがち。そこに前述の手痛い攻撃まで食らってコイン制限…。などというリスクがあることは、プレイ済みの人ならわかる事でしょう。
というわけで、基本的なセッティングの前提は「被ダメージを抑えること」、そして「回復効果も備えていればなお良し」。もちろんその上で「火力もしっかり出せること」が望ましいわけです。
火力キャラに関してはもう「アーカン強すぎ」問題が流布され過ぎて取り上げるまでもないまでありますが、一応のおさらいとそれ以外のセッティングのプチ考察も行っておきます。
1.アーカンセッティング
▲テンプレ例
抑制された魔力の腕輪を核に、低HPまたはHP減少で効果を発揮するエピックを並べた構成。上着、ベルト、靴が自己回復装備。クール感不足なら指をツートーンにしたり。逆にクール過剰ならサイバー靴や相応しい本分などを使う選択肢も。魔法石は令呪があるならそちらも可。
生存を意識して通常アーカンに乗り換えたら、なぜか火力が何割も上がったという人も少なくないはず。
長所 ●テンプレ型なら最大MPが非常に高く耐久力がある。 ●「攻撃時MP回復」で自己再生可能。 ●火力もカスタム無し構成ではトップクラス ⇒カスタムも3部位程度まで恩恵を得られる。 ●速度オプションも豊富。 ⇒サイバー靴採用で攻速アーカンも可能。 ※通常/高速アーカンの総合性能はほぼ変わらない。 クール感より火力が欲しいかどうか(被ダメージ増加も考慮)。 ●被弾でペナルティが出るオプションを無効化。 ⇒HPの1%以上~というもの。黒竜指輪や天界3部位など。 短所 ●バッファーの回復スキルを受けづらい。 ⇒1/4受けられるが、バカルレイドではヒールスキルが 弱体化しているので微々たるもの。 ※ただしヒールウィンドはガッツリ回復してくれる。 ●HP使用スキルが基本的に使えない。 ⇒バーサーカー、アベンジャーなど。 ※アベンジャーの場合、サイバー靴のHP自動回復を生かし、 四苦八苦しながら使っている人も一応います。 ●カスタム部位が多くなると頭打ちする。 ⇒専用カスタムは上着と補助のみ。 他は汎用的に使える肩なども使用可能だが、 4部位以上の使用は基本的には難しい。
専用カスタムエピック
エント上着/補助の低HP条件によるOPが強力。さらにエント上着固有の「属性強化条件で被害増加アップ」OPや、特殊装備汎用の「最も高い状態異常ダメージ増加数値が20%未満」のオプションも使用可能。バカル武器に状態異常付与効果を着けた場合などは、「〇〇状態の敵攻撃時スキル攻撃力増加」も使用可能に。
関連リンク ●攻速アーカン紹介 ●攻速アーカンと通常アーカンの比較
2.自己状変(4状変)セッティング
▲テンプレ構成例
自分を状態異常にする効果を4種類重ねることが条件のセッティング。装備効果による状態異常の被ダメージは気にしなくてOK。生存に自信があり火力を出したいなら肩防具を開戦の固有エピに変えたり、指輪をエネルギーサーチリングに変えたりできる(ある意味「4状変&属性抵抗型」とも言える)。
生存重視なら肩をハイテクにするのがベター。上着、パンツ、補助装備は完全自由枠。その他装備も選択の幅は広い方。
魔法石は令呪が使えるキャラならそれでOK。クール過多の場合は靴をエレクトリックプルーフブーツなどに変える選択肢も。逆に足りない場合は腰を浮遊石ベルトに変えたりとカスタム性が高い。火抵抗ベルト&サイバー靴を併用する亜種まで存在します。
※肩がハイテクの場合、ここで感電を取れるので靴が完全自由枠になります。
バーサーカーなどのHP必須職が、次元回廊実装までの間だけ使うにも特に最適なセッティングだと個人的には考えています。またカスタムエピックを多用する場合はアーカンより伸びしろ大。
長所 ●カスタム無しでも十分な火力は出せる。 ⇒通常アーカンと2%前後の差。 ●カスタム採用の選択肢が多い。 ⇒コアピックは4部位で他は自由枠。 ⇒敵を4状態異常にできるので特殊装備を使いやすい。 ⇒固定エピック採用の幅も広め。 ●HP受けセッティングの中では高耐久。 ⇒HP、防御率いずれも比較的高い方。 ●バッファーのヒールを丸々受けられる。 ⇒アーカンとの差別化。 短所 ●カスタム無しだとやや中途半端。 ⇒火力も生存力もアーカンよりは少し劣る。 ●エフェクト100%表示だと絵面がすごい。 ⇒常に血や毒や火や電気を垂れ流す。
専用カスタムエピック
森の魔女上着固有の、「HPが40%を超えている」「最も高い状態異常ダメージ増加数値が20%未満」の場合に適用される効果が強力です。
※上記はMP過剰消費セッティングなどでも採用可能。
また前述の通り、特殊装備共通の「〇〇状態異常の敵攻撃時スキル攻撃力5%増加」4種を全てデフォルトで利用できるのは極めて便利。「状態異常ダメージ増加20%未満のときスキル攻撃力4%」のオプションまで使えて選択肢が極めて広いといえます。
関連リンク ●カスタム4状変紹介
3.単品有用エピック例(耐久面)
●属性抵抗魔法石(4種) ⇒抵抗値を上げると被ダメージを4割以上減少可能。 ⇒火力は貧弱なので低耐久の構成をカバーする際に。 ●星を宿したベルト ⇒頻繁に2秒以上ダッシュしなければOK。 耐久面と火力を両立した単品エピック。
その他セッティングプチ考察
推奨外である、その他のセッティングにも一応触れておきます。評価はあくまで理想論や相対論の話になってくるので、これらのセッティングも使えないというわけではありません。上手く構成/運用しないとアーカン強すぎ問題に差し掛かるのは確かですが。
4.純MP過剰消費
リプレイサーなどを使い状態異常を含めないタイプ。MP消費増加率400%以上推奨(自キャラのMP消費具合に応じて調整必須)。MP消費に問題のない職の場合、黒竜腕輪と併用で火力はしっかり出る。しかし耐久面で4状変に劣るのがデメリット。
なお、状態異常セッティングと合わせた375%構成はもう普通に弱いので、可能なら乗り換えましょう。
5.攻速&状変セッティング
サイバー靴&状態異常腕輪がコアになる構成。火力特化だと高火力ではあるものの耐久面が非常に不安。特にブルーベリル上着併用の場合は常に即死と隣り合わせ。
火抵抗ベルト&アンビートンメダルを採用する耐久型速度セッティングの場合は被ダメージを大幅に軽減可能。例えば出血の場合、上着を探検家にした際には出血耐性の増加により被ダメージをさらに抑えられたりも。ただし火力/生存ともに最上級のアーカンを採用しない理由にまではならないので、優秀なカスタムがある場合選択肢に入る程度。
●攻速セッティング記事まとめ
6.睡眠セッティング
クールタイムが辛すぎて暇の多い職(トラブルシューターなど)や、スキルの吐きだしが非常に早い職(エレメンタルマスター/ブレイドなど)などに適している構成。
クールタイム減少率が極端に高く、防御力が高いため耐久面も比較的良好。ただし定期的にHPが減少したり、MP不足を黒竜腕輪で補うべきだったりという不便さも目立つ。速度も低い。
また、カスタム採用がほとんど不可能なことをメリットと考えるかデメリットと考えるかでも評価が分かれる。
7.状態異常セッティング
状態異常腕輪を使う構成。亜種としてアノク(火傷解氷)が存在。カスタム採用時の火力倍率の伸びしろは最高クラスのため、ガチ勢の火力特化では相変わらず優秀。弱点状態異常を突ければさらに討伐効率アップ。
ただし耐久力やユーティリティOPは基本的に含まれず、生存力の低さが際立つ。ブルーベリルアーマーによる被ダメ20%増加、「状態異常耐性10%減少」OPによっても被ダメが増加するようになる点、速度オプションの欠如による回避難易度の増大などにより、「死にやすいエピックの代表格」のような扱いを受けている。
あとは遅延ダメージが50%生じる点も基本的には欠点ととらえられがち。
意外とスペースを取ってしまったのでバッファー篇は別にまとめます。
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