ブレダン実録:“ありのまま”と“今のまま”の違い

 今回は、ありふれたフレーズの中にある思考のトラップについて思考しました。

※ブレダン実録に関しての注意点:通常の記事とは違い「誰かに発信すること」「何かを主張することを目的とした文章ではありません。あくまで自然発生的な思考の一例として見てください。また、ターゲットを持たない思考そのままの文章であるため「文章の内容の本質が伝わる可能性」も担保していません。分かりにくくても当然でありかつ、分からないものに触れてみるのも一興とした企画です。

ブレインダンピングについては下記の記事で述べています。

雑記:ブレインダンピング~思考を言語化することの重要性~


思い込みによる“ありのまま”
 ありのままの自分でいたい、ありのままの自分をアピールしたいというのは人としてごくごく自然の欲求です。でもこのときトラップになりがちなのは、「ありのままの自分」は大抵の人の場合「今のままの自分」とは異なることです。

 自分の潜在意識は往々にして社会的、対人関係的な洗脳によって上書きされ、自分の本質が分からない人が大半であるからです。

 

本来の自分を発掘する
 なのでブレインダンピングなどで自分を深堀して、潜在意識で思っていること、そしてその奥にある自分の本来の意志を知ることに意義があるわけです。

 己の本質を知った上で、もしそれを変えたければ引き寄せの法則などを利用したセルフコーチングによって、意識的に上書きしていくことができます。

 引き寄せそのものは若干いかがわしい表現の多い法則ですが、「それっぽいけど別の何か」は脳科学であるとか心理学であるとか量子力学であるとか、科学的に解明されつつあり、大体似たようなことをやる意義はあると結論付けられてきています。

 ただし繰り返しますが、引き寄せの法則そのものには語弊を招く表現が多いため、誤った使い方もはびこっていますが。

 

ありのままにならないのも自由
 上書き「すべき」ではなくて、「することができる」なんです。 今を変えようと思うかどうかも自由だからです。 深く隠された潜在意識は大抵の場合「今のままが本当は快適」と思っているのです。それを変えるには明確な意志が必要なのです。

 理性ではなく潜在意識的に「快適」な状態のことを「コンフォートゾーン」と言いあらわします。たとえ不便であろうと今の境遇を無意識的に「望んでいる」ということですね。

 「仕事が多すぎてつらい」→「でもみんなに頼りにされている状態が本当は快適」「持病がつらい」→「でもみんなに心配されて便宜を図ってもらえるから実は快適」などといった隠れコンフォートゾーンが典型例です。

 

 なので現実を変えたいなら、自分のコンフォートゾーンを少しずつ外にずらしていくというタスクをこなしていくことになります。それがいわゆる「引き寄せ」に似た何かを利用したセルフコーチングとなるわけです。

 ちなみに、自分を変えたい場合も、元の自分を「悪いモノ」としてジャッジすると変わりにくくなる法則があります。過去の自分も、潜在意識においては何らかの理由があって、必然的にそうなっていました。そうした事実を「受け入れる」ことで、初めて次のステップに進むことができます。


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