【アラド戦記】単品セイクリッド考察

 コメントを頂いたので、個人的な見解を加えた110レベルキャップのセイクリ論についてまとめてみます。先日の記事でダメージオプションやステータスについてまとめたのは、この記事に対する「何で?」をつぶしておきたかったからです。

【アラド戦記】110レベルキャップのダメージ倍率オプションまとめ

【アラド戦記】110レベルキャップにおけるステータスについてのまとめ


110環境におけるセイクリッド
 まず、名声2039固定の105Lv装備というのが105エピに対するセイクリッド装備の立場であることは周知のことだと思います。何より名声を稼ぐことがダンジョン入場条件になる現環境で、上級ダンジョンMランクや一般ダンジョンHKランクに不足ない装備が最初から使えることは強みでしかありません

 火力性能に関しても、概ね上記の通りを大きく逸脱するものではないかなと思います。たとえば数奇セイクリッドから「状態異常30%」のブルーベリルアーマー(名声1930)に乗り換えたところ、火力は若干上昇しました

 上記のカスタムエピックは105エピでも最強の部類なので、そうでない上着の場合は同名声のものに引けを取らないことは確かでしょうセイクリと105エピックに関しては、特にこだわりがない場合は「名声の高い方」を採用しても大きな問題はないと思います

 

セイクリッドオプションについて
 110環境ではセイクリッドの性能が再設定されており、単品で運用できるようになっています。また、100レベルキャップ時代に中核となった「セイクリッド専用オプション」も健在です。これらの恩恵について見なおしていきましょう。

1.スキル攻撃力
 セイクリの単品効果に、おおむね20~35%付近で付与されています。現環境でセイクリの強さを測るとき最も中核となるオプションであると言えます。

2.属性強化
 単品効果の中に付与されているものもあれば、セイクリッド専用オプションに付与されている者もあります。こちらも110キャップで健在のオプションなので採用価値に含まれます。

3.スキルブースト
 110キャップ初期では特に高レベルスキルが追加されたりはしていないので、従来と同様の効率が望めます。

4.クールタイム減少
 単品にクール減少効果が付与された装備の場合、110キャップでも従来通り使用可能です。

5.力/知能、物理/魔法/独立攻撃力(固定値)
 セイクリッド専用オプションに付与されています。100キャップではバッファー込みのPTで倍率オプションより恩恵が低いことから残念オプション扱いされていましたが、110キャップでは「意味があるだけまだマシ」ということで採用価値に含まれます。

6.その他倍率オプション
 追加ダメージ、すべての攻撃力などの旧倍率オプションは、105レベル装備を使うようになった時点で何の影響ももたらさなくなります。これにより、セイクリッド専用オプションの多くが無効となります。

 

 以上の理由により、スキル攻撃力や属性強化の上昇値やスキルレベルブーストをベースに考え、予備的にクール減少や力知能、物魔独も考慮するというのが110環境におけるセイクリの価値基準となりそうです。

 

セイクリッド部位について

 よく「ディーラーは上着が良い」と言われますが、その理由としては「上着105エピックがカスタムを除いて大して性能ではない」こと、腕輪には状態異常変換エピック、イヤリングにはロンバスをはじめとする優秀なエピックが存在するため、「105エピックが欲しいもので整った後はセイクリを上着にするのが無難である」ということです。

 そのため、ファーミング途中でエピックの種類がイマイチであるとか、エピック改変まではイヤリングに使いたいものがないとか、何らかの理由で上着に使いたいエピックがあるとかいう場合にはセイクリッドを他の部位にしても全然問題はありません。3つ目はレアケースだと思いますが。

 

優秀セイクリッド例
 では上記基準のもとに優秀なセイクリッドをいくつか取り上げます。なお、セイクリがある時点ですでにアドバンテージなので、ハズレだから使わないという選択はほぼしなくて大丈夫と思われます。スキルブーストや一部の属性強化などのセイクリ専用オプションは、オプション等級に左右されることを忘れずに

1.迷ったらコレ「終末の逆転(数奇な運命)」

 巷でもさんざん言われているのでもはや異論なしだと思います。スキル攻撃力は最高クラスの35%、属性強化こそないもののスキルブーストが1~48レベル。これは1次覚醒パッシブまでを含むため、スキブの恩恵が低い職でも5%以上の恩恵はあることでしょう。他のセイクリ専用オプションのうち2つも物魔独と力知能であるため、特にソロプレイを楽にしてくれるでしょう。どんな職でも採用価値があるという点でまさに最強の座にふさわしいと言えます。

 

2.妥協の1番手「古代深淵のローブ(深淵を覗く者)」

 スキル増加が19%と低いのが難点ですが、1~100レベルのスキルブーストは相変わらず圧巻です。真覚醒まで強くなるので短期決戦の強さはピカイチでしょう。また、パッシブスキルが多い職に特に向いています。セイクリッドオプションのうちもう1つも物魔独上昇なので、意味があるだけマシ。なおもう1つは「物魔独(%上昇)」なので意味がありません。

 

3.係数特化の2番手「トロピカ:ドレイク(熱帯のトロピカ)」

 深淵がスキブ特化なので、スキルブーストよりダメージ係数が欲しい! という人にとっての妥協手はトロピカセイクリッドです。スキル増加34%、属性強化22と高数値。ちなみに次点ではほんの誤差で改悪セイクリッド、選択セイクリッドが続きます。この辺りのセイクリは、セイクリッド専用オプションに全く意味がないところが惜しい点でしょうか。

 

4.ファーミング中の救世主(腕輪)「永遠に終わらない探求(黒魔術)」

 スキル増加30%、属性強化最大41(闇抵抗条件あり)と極めて優秀な効果を持ち、セイクリ専用オプションに力知能上昇があるのもソロプレイに有利。ただし部位が腕輪なので、エピックが全身揃っていないときや、良質な腕輪が無い場合にこのセイクリッドで補うと十分な強さを得られます。覚醒クール感を重視する際には時間の旅人セイクリッド、低レベルスキルの回転率やパッシブブーストを重視するなら夜明けが次点となるか

 

5.ファーミング中の救世主(イヤリング)「永遠を刻んだ海(霊宝:世界の真理)」

 スキル増加27%、属性強化最大52のイヤリング。ファーミング中に良質なイヤリングが欲しい場合はこれが最も火力的には強いか。耳部位では他に奈落や、セイクリ専用オプションの等級に囚われないシンクロも無難。覚醒特化したい場合は次元もありかな? エピック改変までお手頃なイヤリングが無い場合(ロンバスは職相性もあるので)は、敢えてイヤリングのセイクリッドをつなぎで使うのも手かもしれませんね。

 

6.ダークホースのクール特化「天上の翼(伝説の鍛冶屋-力作)」

 100キャップでは暗殺者セットを活用していた人も多いのではないでしょうか。105エピックにもクール減装備はありますが、それが整うまではスキルの回転率に苦労するキャラも多いと思います。そういうとき力作セイクリの「覚醒と95スキル以外のクールタイム13%減」という効果は実質スキル増加13%に匹敵、または超えるかもしれません。そんなとき、このセイクリッドをあえて採用するのも手だと思います。セイクリ分解が来た時に速攻で分解してしまったかもしれませんが…。他に、1~45スキルのクールを下げる舞姫セイクリッドもバランス型として選択肢に入れても良いかも

 

バッファー用セイクリについて

 セイクリッドをバッファーで使う場合は勘案する要素が多すぎるので、一概にこれが最強と言い切れるものはありません。ただしセイクリ1つでとりあえず汎用的に強くなりたいときに使いやすいのが深淵セイクリッドとなります。過去に参考となる検証を行ってくれた方がいるのでご紹介しておきます。


※13位は時間の旅人の誤記

 ちなみに深淵セイクリッドも、もしスキル宝珠でバフスキルがマキシマムレベルまで上昇している場合は溢れてしまうので効果が落ちます。こんな感じで、キャラクターのセッティングによって強弱が入れ替わってしまう側面があるので判断が難しい。

 

バッファーにおけるセイクリ2個運用例

▲名声が上回ったこの装備でも、バフで大自然セイクリには勝てませんでした。

 


▲名声が上回ったこの装備でも、覚醒で次元セイクリには勝てませんでした。

 バッファー装備は相変わらず難しいですね。まあセイクリ2個運用を行う人は少数派だと思うので、バッファーのセイクリッドは「色々ややこしいけどスキブが溢れない状態で1個だけ使う場合、深淵がバランス良い」って感じです


 以上、いくつか取り上げましたが、他にも誤差レベルのセイクリッドはちらほらあるし、下位セイクリも使わないよりは強くなれる場合が多いでしょう。セイクリ自体が最終的にはつなぎ装備になるため(次のアプデまでに乗り換える人は少数派かもしれませんが)、強いものが無くてもプレイに支障はありません。セイクリ自体を持っていない場合は少しゲームスピードに影響が出てしまいますけど、こちらも努力でどうにかなります。なので参考例程度にとどめておくのがベターでしょう。