投稿日 2022年8月11日 最終更新日 2022年8月14日
今回は、110レベルキャップのダメージ倍率オプションに関してまとめます。元々この内容はいつか述べようと思っていましたが、ある記事を書こうとしたとき、その記事の内容に触れるためにはまずまとめておくべき内容があるという結論に至ったために前倒しでお送りします。
110LVキャップの有効倍率オプション 1.被害増加(課金アイテム%) 2.スキル攻撃力増加 3.状態異常ダメージ増加 4.属性強化
1.被害増加(課金アイテム%)
称号、クリーチャー、オーラ、追加ダメージ宝珠、コレクトといった課金アイテムに付随する「被害増加+〇〇%」のオプションを指します。これらは独立したダメージ倍率オプションとなっており、それぞれの数値は加算されます。つまりこのオプションの合計値が、そのまま割合で被害増加数値を伸ばすと捉えて問題なさそうです(総ダメージとはまだ言わないでおきます)。
おおむね、2022年8月段階であらゆる課金アイテムをコンプリートした場合、コレクトに被害増加を含まない場合で大体97%程度に落ち着きます。もしコレクトに被害増加が含まれていれば最大120%付近まで伸びます。
この値は、装備オプションにある通常の「被害増加」数値をそのまま割合で上昇させます。修練場で確認済みです。
加算なので突き詰めたときの1%当たりの効率は落ちていきますが、課金アイテムで伸びるのは大抵この数値であり、他の数値とのトレードオフにはならないのでやれるだけやるしかありません(ただしコレクトの属性強化は例外)。
2.スキル攻撃力増加
100キャップから大正義のオプション。複数あれば乗算(複利)で伸びるので、基本的にどんな状況でも数字通りの割合で伸びます。
105エピックの部位別共通オプションのスキル増加と、成長オプションのスキル増加も乗算でした(同じ装備内)。複数の成長オプションにスキル増加がある場合が加算か乗算かは、お手頃に試せるアイテムが手元になかったので未検証。
要するに、いくら伸ばしても損しないステータスであるため、深く考えず積んで大丈夫なオプションとなります。
3.状態異常ダメージ増加
出血、感電、火傷、中毒という持続ダメージ(DoT)型状態異常のダメージを割合で増加させます。110環境では状態異常腕輪で総ダメージの50%を状態異常に変換できるため、通常の職は実質的に数値の半分だけ総ダメージを伸ばせる計算となります。職特有でさらに状態異常ダメージを稼げる場合はそれも加味。
※例えば状態異常を持たない職が感電変換腕輪(生命レザーバンド)を装備し、感電ダメージ20%増加を得たときの総ダメージは20÷2=10(%)伸びるというわけです。計算上は1.1をかけることになります。
同オプション同士はおそらく加算と思われるので、こればかりありったけ積む(他オプションを省く)というやり方だとダメージ効率がやや落ちます。
4.属性強化
各属性攻撃のダメージを伸ばします。基本はキューブ契約で該当属性が全スキルに適用される仕様に近年変わりました。誤差はありますが、約220でダメージが2倍になる(100%増加)とざっくり捉えて問題ありません(1.05+0.0045×属性強化)。
105環境で上記の式に係ってくる計算式が変わったようですが、修練場で見た限りでは数値的な恩恵は差がなさそう?
このオプションももちろん加算なので、積めば積むほど数値1当たりの効率は落ちていきます。トレードオフになるのはコレクトか一部エピック装備のオプションになるでしょう。可能なら200以上は積んでおきたいイメージ。
5.従来のダメージ倍率オプション
追加ダメージ、すべての攻撃力増加など従来のオプションは、105レベル装備に乗り換えた時点で一切反映されないものとなります。なので全身105装備にした後は基本的にゼロ。課金アイテムに被害増加%が増えた理由もこれ。
※追記:被害増加コレクトのみ、「設定された旧倍率と同じ値」がなぜか乗算ですべて実ダメージにかかっているのではという仮説が立っています(コメント欄参照)。これが事実だとしたら被害増加コレクトだけ恐ろしい伸びになってしまいますね…。バグ修正済み
倍率オプションまとめ 1.被害増加% ⇒装備による「被害増加」を割合で伸ばす。 同オプション同士は加算で伸びる。 課金アイテムのみなのでほぼトレードオフなし。 2.スキル増加 ⇒唯一の乗算オプション。 基本はどれだけ積んでも数字通り伸びる。 3.状態異常ダメージ ⇒腕輪による変換のみなら数値の半分だけ総ダメージが伸びる。 オプション同士はおそらく加算。 状態異常だけでエピックを構成するとやや効率が悪い。 4.属性強化 ⇒ざっくり220で100%伸びると思えば大きな問題はない。 付与は惜しまず、調整するならエピック装備やコレクト等で。 少なくとも200くらいあるのがベターかな。 逆に300を大きく超えたりするのはどうかと思う。 5.従来のダメージ倍率オプション ⇒追加ダメやすべ攻など。 105装備に乗り換えたら意味をなさなくなる。
以上、現環境における各種倍率オプションについてまとめました。被害増加%は課金アイテムオンリーなので伸ばせるだけ伸ばす(他とのトレードオフで迷うことはありません)。スキル増加も基本は数字通り総ダメージが伸びます。ただし同装備の成長オプション同士の計算は未検証。
属性強化と状態異常ダメージも積極的に伸ばしたい数値ではありますが、他とのトレードオフ(これを伸ばせばあれが伸びない)が発生した時は、伸ばしすぎている方を自粛したほうがやや効率が上がる場合があります(もちろん数字が高い方が正義ではあります)。
固定値オプションについても多少述べておこうと思いますが、一気に投下してもややこしいと思うので記事を分けます。