【アラド戦記】「とくと見よ」イベント 自キャラ各職の結果とメタの振り返り

投稿日 2024年6月20日 最終更新日 2024年6月20日

 ついに終了したTAイベント(厳密にはTAだけではないが)。最終結果みたいなのはなかったようなので、自キャラの最終日時点の結果を貼りつつ、各職の内容や空気感について振り返ってみます。敢えて火曜日に更新した人もいたかもしれないけど、結果的には本人のみぞ知る結果に。


6/18日時点の結果
エルブンナイト:1位(覚醒ガチャ) 
ミューズ:4位(非覚醒ガチャトップ) 
トラベラー:5位 
スピッドファイア(女)5位

 

エルブンナイト

 ついに覚醒ガチャチャレンジに成功しました。5/22アプデ前に約1200回、アプデ後に約1300回の試行回数(ざっくり30時間程度)です。アプデ前はそもそも成功率が途方もなく低かったのはあるので別換算。

 アプデ後に関しては1299回連続失敗する確率だけ見てもざっくり0.03%という、一発成功の20分の1の確率。そして実際には2つのオプションのうち片方の成功はほぼ確率通りだったように見えるので、「1つ目が確率通り成功しているのに、2つ目に失敗を繰り返した結果1300回以上かかる」確率は、0.0000041%とかいう天文学的確率になる?本当に?ってレベルの奇跡的不運を引いたことになります。

 覚醒セッティングに関しては下記記事より。構成は記事のときから基本変わっていません。

【アラド戦記】覚醒特化ビルドに関して

【アラド戦記】続・真覚醒ロトディルチャレンジとアプデによる追加Tips

 なお、一般のセッティングにおけるタイムは、もう少し詰めれば1分20秒を切ることはできそう、という感じでした(上の動画は1週間前のもの)。最終週に覚醒ガチャした人がいたので、そちらを試すことになり、実際には試す期間がありませんでしたが。

※決戦武器スタイルについて
 イベント終盤になってくると、決戦武器を持たせたエルブンが高位にランクインしてきたのに驚きました。端的に言うと、チェーンストライクを使うたびに8秒間だけ超高速で低レベルスキルを打ち続けられるビルドとなります。正直敵がちょろちょろ動いたら終わりなので、サンドバッグ理論値特化のビルドと思って採用していませんでしたが、5/22以降の超短期決戦となった解放ラルゴTAに関しては絶妙にハマったようですね。

 このセッティングだと35レベル以下のスキル、特にチェーンラッシュが主力となるので、通常の根源武器ビルドとは装備やスキル振りだけではなく、称号のレベルや魔法付与なども別枠で考えるべき「別職」となります(他職でもこういう例はちらほら)。

 出血やグッドスタッフなどの基本装備構成こそ変化はないものの、低レベルスキル特化やQ消費無しセッティングとの相性が良い代わりに、40以上のレベルブーストが入った特化とは縁がなくなります。ディープダイバーウォッチのようにQ消費スキルに特化したオプションも使いづらくなります。また、魔法付与もスキルレベル+の方の恩恵がより高まります(元々チェーンラッシュの攻撃力上昇が対応してる点が更に有利)。

 その辺りの兼ね合いもあって、残念ながら私が試すのは費用的にも手間的にも難しいですが、それはそれで1つの面白い結果が出たとは言えます。

 

ミューズ

 ミューズは総合4位、そして覚醒ガチャ構成を除けばトップとなりました。まだ通常攻略でTAを突き詰めるタイミングがなかったので、順位よりも敢えて普通にやりたかった、という感じ。


 セッティングはB特有の「バッファー最終ダメージ増加」をもりもりにしてます。なお、主力スキルはサウンド・オブ・ミューズと眩しい光景、スペシャルオープニングの3点セット(サウンド~詠唱中に打てる)となっています。その他特段言うべきことはなし。Bの構成に関しては下記記事でまとめています。

【アラド戦記】火力バッファーで遊ぼう@火力を含めたバッファー装備の再考察

 

 

トラベラー

 トラベラーは完全にやらかしました。チャレンジ序盤に1分20秒付近でクリアできそうだったのを、無力化後の減り方の見極めがまだできていなくて躊躇してしまい、しかも最終的にはかなり妥協感の高いタイムになるのを見通せずに倒しきってしまっています。


 構成はシンプルな出血で、ほぼ理想に近い4OPです。しいて言うなら、肩がブルーパイレーツ(アカウントに1個も4OPがない)とか、パンツがエントの精霊(出血特化あり+スキル増加なし4OPはアカウントに1個もない)とかだともう少し上がるかも程度です。

 アカウントごとに縁のありすぎるカスタムと無さ過ぎるカスタムってなんか出てきますよね。ディープダイバーパンツとかは需要少ないのに有り余りすぎです。

 なお、DNFでは75特化が流行っていたので試してみましたが、特段有利とは感じられませんでした。ルーン75特化は45特化と誤差。ついでにタリスマンを豪雨から花火に変えるのも試してみましたが、こちらは構成の関係もあってか火力が下がりました。結果両方戻しています。装備構成などとの相性もあるので一概にはいえませんが、必ずしも乗り換える価値があるわけではない、ということ。

 装備構成としては、45特化、75特化または特化せずまんべんなくダメージを上げる型の3択が主流といえるでしょう(ブルベ肩などの場合40特化もある?)。エント肩でのコマンド45特化も試したい欲はあったのですが、コマンド編集で選べるボタンの関係上、手動だけどコマンドではない、という状態に落ち着いているので大人しくミストギアディープ肩を使っています。

 ちなみに、TA途中に上着の魔法付与を発作的に旅人の直感ブーストのための1~45宝珠に変えましたが、多分ソロは弱くなりました。ユージン付与が物理110だけじゃなくて力80も上がるの忘れてた。

 最上位層は不可侵レジェまで使っている層なのでもう別枠。なので個人的には、突き詰めたら3位は狙えたかもしれないけど今回は残念ながらそうはいかず、という感じです。

 

スピッドファイア

 最後の最後にガチ走りした人が複数出て5位まで落ちました。オプションレベル育成がギリギリだったのもあって、半端な強さで一週したあとに最終週の本番だった点もあり、私自身もまだまだ伸びしろがあったのも事実。あとノリでクリアしてしまいましたが、1ギミック目で△が出るまで粘れば10秒は縮まったかもしれない。ギミック中攻撃できていなかったのが大きい。


 女スピは現状、30レベルの非Qスキルであるフリーズグレネードを主力にする以外の選択肢が基本ありません。95スキル中に如何に打ちまくるかというゲームです。そのため95レベルスキルのクールタイムは下限まで下げておきたい。

 私は最終クール調整にディープダイバースーツを使いましたが、森の魔女イヤリングの固有オプションなど選択肢は複数あります。全スキルクールよりは95に特化して下げたいという感覚が個人的にはあります。スキル打ち切れないですからね。

 セッティングの特徴としては、低レベル非Qスキルセッティングと相性が良いので、ブルーパイレーツの上着や腕輪が使える点が挙げられます。あとはエントの精霊ショルダーでコマンド+非Qスキルで組み合わせるのも好相性。まあ個人的にはエント卒業したいと思いながらずっと腐れ縁が続いてますが。

 ちなみに、アノクセッティングとの相性も構造的には良いので、今回のイベントで装備7個超越してまで組んでみました。しかし、理想アノクでも妥協度高めのグッドスタッフの足元にも及ばない結果になってしまいました。そのために結構な時間と材料を注いだので返してほしくなる。

 やはり固定エピック2個必須のセッティングは難しいですね、単純に95クール減を確保するロスが大きくなってしまった印象で、基本的なダメージ係数は上昇してました。やはり30+95特化を強いられるのは癖が強すぎる。つまりは職相性と環境の兼ね合いなので、他職の場合は可能性あがるかもしれません。

 

その他
巫女:オプションレベルを上げ切る時間がなくてランクイン断念。一応圏内にすれすれのところまでは来ていましたが、スピにアノクを無駄に超越しすぎたせいでエピソも足りなかった。

クルセ:メインクルセとサブサブクルセ(イベントキャラ)のサンドバッグに差がない状態。つまりはメインのカスタムが微妙だったため、純粋に火力不足。また女クルセは層が厚い上に覚醒特化も3人ほどいたので雑に流すだけにしました。あとオプションレベルも全然たりない。


 てな感じで、1か月半にわたる長期TAイベントからやっと解放されます。育成や装備集め、装備やキャラビルド調整まで含めたら100時間を優に超える消費だったのではないかと思います。

 個人的には5/22アプデでプレイヤー側の火力が上がりすぎて、ゲーム性としては面白みが薄れたと思っています。ギミック厳選とかキャラスペックだけで決まるようになってしまったので、それならTA用ダンジョンだけHP2倍くらいあった方が多分面白かった。

 やらかし、伸びしろ残し、クリア判断ミス、装備迷子、育成リソース不足等々あったけど、とりあえず今回やれることをやった結果はこう、って感じでした。

 アラドでここまでやりこんだのは久々なので、何だかんだ楽しかったかな。