アラド戦記:装備構成思考やキャラ紹介②

投稿日 2020年12月31日 最終更新日 2021年1月1日

 さて、前回引き続きのこの記事では、装備構成の基本的な思考や、実際の装備構成から「汎用性の高い装備」の組み合わせ例を改めて述べていきたいと思います。

★装備OPについての考え方

 アラド戦記の装備OPは、スキル攻撃力上昇が乗算である以外すべて加算となっています。そのため、この詳細情報を参考にしつつ(修練内で見る方が確か)、スキル攻撃力以外が極端に高いor低い状態にならないようにバランスをとっていきましょう。これらのOPをすべて乗算した倍率がスキル倍率にかかると思えば、何となくイメージはつかめると思います。 

 持続ダメージは希少なOPなので除外して、他がそれぞれ100%前後(振れ幅は広めですが)上昇するのが理想的といえそうですね。なお、スキル攻撃力はいくら積んでも効率が落ちないので気にせず盛りましょう

 なお、属性強化も数値の仕様が異なるだけで加算の倍率OPです。大体200代前半で100%伸びるので、200を大きく逸脱すると効率が落ちる程度に思っておきましょう。

★採用頻度の高かった装備
 キャラ紹介記事を見ればおわかりだと思いますが、大体のところ火力を突き詰めると特定のセットを活用する頻度が高くなります。もちろん、スピの大自然のように誤差を突き詰めた場合の最適解が異なる場合は多々ありますし、セイクリッド装備に合わせたときの最適解はそれぞれ異なります。
 とはいえ、ある程度「これを使っておけば間違いは起きにくい」装備があることも事実。ということでそういう組み合わせ例を改めて提示します。

●トロピカゴス次元:深淵2~3、黒魔術2~3、次元3、トロピカ3
 征服称号や精霊オーラなど、「すべての攻撃力」盛りの独自課金が多い日本。ダークゴスセッティングの強さは相変わらずであるものの、奈落より次元の方が強い場合が多々あります。ただし、その差は誤差といえなくもない値であることが多いので、次元のバックステップが邪魔すぎるなら無理して使うことはないと思います。

 深淵と黒魔術のどちらを3セットにするかは、真覚醒の有無ももちろんありますが、追加ダメージの多寡によるところも大きいです。真覚醒してるから深淵、と脳死で考えたら実はそうでもないことがあるってことは落とし穴。もちろん、バドナフのような属性追加ダメージ武器を使っていると深淵3の方が普通に良いと思います。ベテラン2、深淵3、黒魔術3のほうが強い場合もあるかもしれませんが、トロピカ3の汎用性は異常。とはいえ大自然はトロピカ3に匹敵する強さと使いやすさ+必ず手に入る安定感+2セットから5セットまでどのパーツでも使える守備範囲の広さがあるので、この2種類を両巨頭くらいに思っても良さそう。

 

●サラダセット:憤怒2、狂乱3、次元3、トロピカ3
 癖の強いセットですが、こちらも最上位の組み合わせになることが多々あるテンプレセット。狂乱3の発動のために初手覚醒でのディーリングor手数の出せる職業の方が望ましくなります。憤怒は3セットも強いのですが、被弾ペナルティ、回復ペナルティが強すぎるので、少なくともセイクリッド抜きでの使用はあまりお勧めできません。強いけど。

 つまるところ、混合セットにおいてはトロピカ3(や大自然3)の汎用性の高さ、ダークゴスセッティングの無難さ、狂乱憤怒次元の条件さえ整えば強い感覚は多くの職業において当てはまると思います。

 

●533セット
 私のキャラが持っているセイクリッドがほぼ混合3332向きであるため、こちらは実運用をほとんどしていません。とはいえ火力倍率において改悪、砂漠、影の3セットは言うまでもなく強く、ペナルティや条件に問題ないorセイクリッドがあるなら使われる場合が多いといえます。
 また、韓国で実装されたチャンレジシロコにおいては、上記セットより若干火力が落ちるもののペナルティもマシな拘束セットの評判が上がっているようです。
 ペナルティ自体を受けたくないなら、大自然セットは安定の使いやすさ。また、古代司祭+幸運+真理(霊宝)の組み合わせも悪くありません。

 アクセサリーは幸運が最上位であることは多いですが、術式が逆転することもあります。この2種類は拮抗感が高い。夜明けはクールタイムの恩恵が高い職で選ぶと最適解の場合もありますが、汎用性でいうと劣る上に強化or増幅が必須。精霊は3セット運用は考えたくない。

 特殊装備は正直、時間戦争以外どれでも拮抗といったレベル。軍神は条件がありますが、支援職のバフを受ければ素で100%の移動速度がなくても問題なかったり。シンクロ真理も十分強い。

 

 

★その他考慮すること
●クールタイム装備の恩恵
 アラド戦記ではシロコレイドの最終ボスのように、一定秒数間における火力が重視されることも多々あります。ということで、「もう少しクールタイムが短縮できれば25秒間に2回撃てるスキルがある」といった場合、黄昏セットや選択3セット(靴込み)、夜明けセットのようなクール重視装備を使うと効率が上がる場合があります。

 シロコレイドにおけるノーロキシー撃破を行う場合や、長期戦が見込まれるダンジョン(今後実装される「シロコチャレンジ」「黒い煉獄」などもそう?)においては、メイン装備にクールタイム減少を仕込むのも選択肢に入ると考えられます。

 

●特定スキル特化における恩恵
 クリエイターのように、タリスマン選択靴の恩恵が非常に高い職もあるので、こういった職は優先的に運用することになります。付け替えやスイッチも1つの手段です。

 ウエポンマスターのように、流れセットでのペナルティをほとんど受けずに済む職もあります。サンドバッグにおける最適解にはなりにくいですが、部分的に使ったり、長期戦用でスイッチしたりして使うのもあり。

 前記事でも書きましたが、「クールタイム回復速度上昇」はスキルを使ったあとで装備スイッチしても効果を得られます。裏面に潜ませるのも吉。

 

●今後のアップデート
 DNFで発表されたアップデート予定にて、エピック装備のオプション変更システムが実装されるようです。たとえば「すべての攻撃力」が高すぎる、などバランスの悪さが原因で火力が落ちている装備構成の場合、このシステムで是正できる可能性があると考えられます。そうすると、現状で奈落より次元が5%強い、といった程度の差異の場合、無理に乗り換えを図る必要性は低くなるので、一応念頭に置いても良いと思います。
 また、過去記事にも記しましたが、同時にエピックの性能も改変されます。極端に弱かったエピックが上方修正されるため、この点を考えても誤差程度の強さを得るために無理をするかどうか、というところは考えたほうが良いと思います。もちろん今強いに越したことはないですが。

 

 といった感じで、さまざまなセットをうまく組み合わせていきましょう。当然ここに記述されていないセットが強い場合もあり得ると思いますし、結局はセイクリッド次第ですが、今回は「汎用性の高さ」に重点を置いて解説してみました。

 2020年も幕切れが近づいてまいりました。2021年も充実したアラドライフが送れると良いですね。では、良いお年を。