投稿日 2022年9月21日 最終更新日 2022年9月23日
最低限の速度セッティングを行った前回の記事は下記より。
指輪について
従来はツートーンリングを採用していましたが、アトミックコアネックレス採用のためにコレクトを精霊から2次覚醒に変更した結果、属性強化は320を超えています。
せっかく300以上にしたのだから、条件が厳しい代わりに強力な火力上昇効果を得られるエネルギーサーチリングの運用を検討してみようと思います。
試しに出血セッティングの火力用指輪である血色の結晶指輪と比較してみましょう。百科事典数値(レベル1)基準です。
血色の結晶指輪 ●被害増加5591 ●出血ダメージ25% エネルギーサーチリング ●被害増加7504 ●スキル増加7%
出血指の出血ダメージ増加は、腕輪と肩防具による増加量が40%のため「1.65/1.4=1.1785」で出血ダメージは18%弱増加、でも出血腕による変換率が50%のため、総ダメージの増加率は半分の9%弱になります。
一方、被害増加の方は、オプションレベルを加味して仮の数値で計算すると、約3%ほどエネルギーサーチリングの方が強いという結果がでました。
血色の結晶指輪にはそもそも速度低下の効果があるので速度セッティングで採用したくはありませんが、それを差し引いても出血セッティングにおける指輪は後者が良さそうです。しかも、上着に出血ダメージ増加を持つブルーベリルやコンフューズを採用すればこの差はもう少し開きます。
そのため、クール減をしっかり確保できそうなら、エネルギーサーチリングの採用前提で進めてみようと思います。
最も高い属性抵抗75を満たす必要もあるので、アバターベルト抜きで元々高めの光抵抗を高めようと思います。どうやら根源武器のオプションのようです。
レアアバターベルトのオプションを変えた後で、盾装備も属性抵抗に変更。あとは指輪に付随する属性抵抗8で達成かなと思いつつ、念のため修練場で確かめようとすると‥・。
レアアバ変更要らなかったんじゃないかなこれ。闇のままで良かったのでは。装備に属性抵抗上昇のものがなさそうなので確認を後回しにしたのは失敗でした。何にせよ指輪の採用は問題なさそう。
上着について
上着の選択肢として考えられるのは、シャドウブラックスーツ、天才技術者上着、ハイテク戦術指揮アーマー、コンフューズドコアスーツ辺りでしょうか。理想はブルーベリルですが出血30%ダメージのものは所持していません。この中でどれを選ぶかは完全に好みです。
シャドウ:定点でクール回復速度上昇 雑魚や無力化時のボスに呪いをかければ被害増加 天才:クール回復速度上昇、被弾でスタック減 ハイテク:移動速度条件で属性強化30上昇 コンフ:「〇〇状態異常の敵数で被害増加+」重複数を最大5追加 状態異常抵抗条件で状態ダメージ最大10%増加
コンフューズ上着については下記記事でも詳細を説明しています。
ここからは個人の主観によって選別していきます。シャドウ上着はボスでの長期戦orスポーツサンドバッグ向けで、部屋移動の多いダンジョンやあっさり倒せるボスではほぼ役に立たない。とはいえ強敵への汎用性はあるので検討。
天才上着は被弾でクール回復速度のスタックが減少するので、ハイパーアーマーでごり押しする職であるエルブンナイトに合わないため却下。
ハイテク上着は条件こそ満たせるものの、既に属性強化300以上にするセッティングが出来上がっているので(むしろ320以上)、数値過剰を避けるため却下。逆に速度セッティングでマイスター指輪を併用したい場合はこの装備もかなり便利だと思います。
コンフューズドコアスーツもほぼボス用効果ですが、シャドウブラックスーツと比べた場合は比較的短期決戦でも使える性能(Qスキル5個発動でフルスペック)なので検討。
というわけで、シャドウブラックスーツとコンフューズドコアスーツの内から1つを選ぶことにします。現在のアラド戦記はサンドバッグ以外で30秒以上ボスを殴り続ける場面が存在しにくいし、ボスが無力化する前に倒してしまうのが当たり前の状態。
つまり、ボスでクール長めの主力Qが返ってくることはほとんどないってこと。道中以外でクール減を得るメリットがそこまでないのなら、まずはコンフューズドコアスーツを試してみようと思います。
ベルトについて
速度+出血セッティングでコンフューズドコアスーツを運用する前提に立つと、上着のオプション1と2のどちらを優先するかの問題が生まれます。
もちろん両立できるならそれがベストなのですが、上着のオプションをフル発動させるためだけに火力の上がらないエピックを使うのは本末転倒だからです。
これは他のセッティングでもそうではありつつ、速度セッティングでは特に重要な事なのですが、速度140%の条件を満たすためだけに、本来は採用価値のないエピックを使ってしまう場合、最終的な火力が下がってしまう可能性があります。いかに有用エピックを組み合わせて満たせるかを重視する方が良いでしょう。
1OPを優先するなら出血状態時の敵数オプションのついた破壊された信念、2OPを優先するなら全状態異常抵抗+10%のついた大地を護るウイングベルトが妥当かなと思います。
前者は出血セッティングなら無条件で使える装備。後者は100キャップにおける影セット同様、あちこち移動せずに戦うなら効果を得やすい装備でエルブンナイトとは相性が良い方です。
ちなみに他の選択肢としては、クール減が欲しくて上着がブルーベリルでない場合はクーリングサポートベルトが使えますし(ただし靴にも被ダメ増加があるので職によっては要確認)、消耗品効果を持続させることに抵抗がないなら無条件で不変の浮遊石ベルトも使えます。しかし今回は先ほどの2つから選ぶことにします。
1.破壊された信念 ⇒出血状態の敵の数で被害増加が6倍に ⇒現在の自キャラの場合825⇒4950で4125増加 2.大地を護るウイングベルト ⇒上着2OPの状態異常ダメージ増加をサポート ⇒この場合出血ダメージ6%or6.5%から10%に増加 ※条件を満たした場合、どちらの装備もスキル攻撃力5%増加 まずは破壊された信念の被害増加効果を、 上着の効果で6倍に下場合について考える。 現在のエルブンのD内被害増加は約289000 細かい数値は外して概算で考えると、 課金アイテムの被害増加%が95%だから、 289000÷1.95≒148000 約148000から約4100増えることになるので、 破壊された信念と上着のシナジーは約2.8%の火力上昇 次に大地を護るウイングベルトと上着2OPのシナジーについて。 出血ダメージは元の装備で40%増加 出血への変換率は50% 上着の出血ダメージ増加が6.5%から10%になった場合、 (1.5÷1.465)÷2≒1.2(%) ウイングベルトと上着のシナジーは約1.2%の火力上昇
仮に上着の状態異常抵抗による状態ダメージ増加%が小数点以下切り捨てだった場合でも、この差を埋めることは難しそうです。よって、破壊された信念を採用することにします。
なお、この2つのベルトの差も結局は1%かそこらなわけで、オプションを活かせるエピックを使いこなした時の性能差は基本的に誤差であることが改めて分かると思います。
つまり、効果を生かせる有用なエピック同士で迷った場合、利便性や効果の安定性を優先して採用して全然問題ないということですね。ストレスなく狩りをすることも重要。
イヤリングについて
指輪のツートーンリングを外したので、アクロマティックロンバスのQスキルクール15%増加が重くのしかかってきます。この際だから他の装備への乗り換えを検討します。
吹き込む微かなため息の場合、クール12秒以上のスキルが15%強くなり、全スキルのクールタイムが5%増加。堕落した魂の場合、Qスキルの攻撃力が8%増加し、クールタイムが10%減少します。
ロンバスを外すデメリットは非Qスキルのクール減の撤廃ですが、覚醒スキルの威力が20%落ちる効果も無くなるので、使わずに済むならそれに越したことは無いかも。
注意点はロンバスのみ攻撃速度が8%付随していることですが、今回は外しても足りる数値となっています。
クール感の調整について
今回のセッティングで失われたクール減はツートーンリングのクール回復速度30%増加と亡霊パンツのクール8%減少。得られたクール減はアトミックコアネックレスのクール回復速度24%増加です。
以前から引き続き採用しているものは、掘削強化パーツのクール5%減と抑留された魂の令呪のクール8%減となっています。
微妙なところではありますが、まずはため息を採用してみてクール感に問題が無いか試してみることにします。ロンバスからの乗り換えでQスキルのクールはざっくり10%ほど緩和されることになります。
上着 シャドウブラックスーツ:回復速度20% 天才技術者の専門作業服:回復速度20% パンツ 獄火の亡霊の大腿甲:クール8%減 アンリミテッドサイバネティックス:10~15%減 ベルト クーリングサポートベルト:回復速度15% 不変の浮遊石ベルト:回復速度25% 指輪 アダプタブルツートーンリング:回復速度 30% ネックレス アトミックコアネックレス:回復速度 24% 補助装備 掘削強化パーツ:クール5%減 魔法石 抑留された魂の令呪:クール8%減 イヤリング 堕落した魂:Qスキルクール10%減 吹き込む微かなため息:クール5%増(攻撃+キャスト100%以上) アクロマティックロンバス:非Qスキルクール30%減、 Qスキルクール15%増 ※クール回復速度は実質半分の数値のクール減少効果と見て良い。 ただし加算増加なので積めば積むほど効率は落ちる。
使われやすい装備のクール減効果はこんなものでしょうか。ここから上手く調整していく必要があります。
結論
▲上記の装備を試してみようということになりました。
ロンバスを外した分の攻撃速度は肩防具で+5%、エンブレム1個差し替えて+0.8%を得ることで、140%の条件も維持しています。異名の数値も換算されることが検証できたので、この1.3%が地味に大きい。
今回、エンブレムは青黄デュアル1つしか使用していないので、装備を抑えて速度を伸ばす方法はまだあるということです。頑張れば掘削強化パーツを外すことも不可能ではないですが、クール減5%は普通に欲しいので今回はそのまま採用。
以上、自キャラのエルブンナイトで速度セッティングの構成を考えた際の考察を改めてまとめました。机上の考察の段階で結構な分量になったので、実際のお試しはまた記事を分けて投稿しようと思います。
今回の考察のように、速度セッティングのエピックを選択する際にはキャラスペックや日本独自アイテムの揃い方、必要なクール減やユーティリティ、重視したいものなどによって大きく方針が異なります。なので万人に通じる最適解はなく、ある程度は自分で考えてセッティングする必要が出てきます。