投稿日 2022年8月15日 最終更新日 2022年8月15日
今回は、力知能と物魔独を伸ばした時、実際のダメージがどれほど伸びそうかという点をリアルな数値に当てはめて考察してみます。
本来はステータス解説のところで深掘りするべき話題だったのでしょうが、1記事辺りの分量が増えすぎること、基礎知識の記事で扱うには深すぎること、時間が圧倒的に足りないことから保留していました(地域バフに関してもそう)。
しかし、一部の記述が誤解を招く表現になっていたことも鑑みて(修正済みです)、具体例を挙げた検証を先行して行うことにします。これでも毎日何時間も使って各種考察やまとめを進めているので許してやってください。
ステータス解説は下記より。
それぞれの計算式 力知能ダメージ倍率=力知能/250 +1(倍) 物魔独ダメージ倍率=物魔独(倍)
だそうです。要は力知能が250上がるごとにダメージが2倍、3倍…と増えていき(250が100%増加)、物魔独が1増えるごとにダメージが2倍、3倍…と増えていくということですね。一見、物魔独そんなに上がって大丈夫かと思いますが…。
実際のステータス例
力知能は増幅値に、物魔独は武器攻撃力やマスタリーの有無によって大きく変動します。ただし、マスタリー等による物魔独%上昇値は「これから上げる値」にもかかるため、伸び幅を見るならマスタリー抜きにするか、伸びる値にもマスタリーをかける必要があります。
小剣ソドマスの場合、武器マス、古代の盟約でそれぞれ攻撃力上昇効果があります。
武器マスは0にできますが、古代の盟約は最低1振り必須なので、上昇率で値を割って概算することになります。「4704÷1.6=2940」よって、このソドマスの武器攻撃力は本来は2940であることが分かります。
力知能に関しては概ね4000~6500、物魔独に関しては概ね2500~4000の間くらいが現実的な数値といえるでしょうか。
実際の計算例
力知能や物魔独によるステータスの伸びを検証するため、以下の例を使って計算してみます。過程がわかり易いように、一旦比較しやすい数値で進めてから最後に基準を合わせる形にします。一応付言しておくと、「1倍」=「100%」です。
なお、この検証は地域バフを除いた計算となりますが、地域バフは町ステに依存して伸びる値なので、町ステ依存で計測した倍率から大きく逸脱することはなさそうです。
例:力知能6000、物魔独3000 力知能倍率:6000/250 +1=25(倍) 仮に力知能が250のびたとき、25+250/1=26(倍) ダメージ倍率の伸びは、26/25=1.04(倍)=4% よって、力知能が250伸びたときのダメージの伸びは、4% 物魔独倍率:3000倍 仮に物魔独が150伸びたとき、3000+150=3150(倍) ダメージ倍率の伸びは、3150/3000=1.05(倍)=5% よって、物魔独が150伸びたときのダメージの伸びは、5% したがって、数値100あたりの数値に換算すると、 力知能100あたりのダメージの伸びは、4÷2.5=1.6(%) 物魔独100あたりのダメージの伸びは、5÷1.5=3.33…(%) ゆえに、例のキャラは、物魔独が力知能より 3.33/1.6=2.081…≒約2.08倍の伸び率を持つことになる。
各ステータスの伸ばし具合によってことなるものの、超ざっくりした認識としては、物魔独は力知能の2倍前後の恩恵(ソロ時)になると考えられます。前後の振れ幅は1%かそこらに収まると思います。
まあ、これに関しては昔からのプレイヤーは大まかに察していることだとは思いますが、環境が変わっていることもあるし、人口もかなり入れ替わっていると思うので、改めてまともに計算しておこうという試みでした。
まとめ ●力知能100当たりのダメージの伸びは、おおよそ2%前後 ●物魔独100当たりのダメージの伸びは、おおよそ3%前後 ●ステ1当たりのダメージ倍率の伸びは、物魔独の方が2倍程度高い ※元のステータスによって変動 ※バッファーと組む場合は大幅に下方修正