【アラド戦記】検証! 地域バフでステータスはどれだけ伸びるか※2022/8/16微修正

投稿日 2022年8月16日 最終更新日 2022年8月16日

地域バフ検証
 地域バフにより、力知能の上昇効率がどのような影響を受けているかについて、下記のように検証してみました。


▲知能6000の時の地域バフは19571


▲力5000のときの地域バフは16606

 頑張って数値をキリの良いところに合わせてみました。力知能を1000伸ばしたとき、地域バフ込みの数値は3965上がっているようです。ほぼ4000の上昇量ですね。誤差っぽい値になっているのは、「初期値」のような何かがあっての事なんだろうということがわかります。

 このときのダメージ倍率の上昇率は約18.1%。つまり力知能を5000から6000にしたときの「地域バフ適用ソロ火力」は18%くらい上昇します。ただし、後述するように職によって基礎値が異なるので、実は力知能と火力倍率の因果関係には誤差が生じています参考までに、地域バフ適用無しの計算だと19%の上昇です

 地域バフの値は、ステを上げれば上げるほど「本来の力知能の3倍」に近い数値に寄っていく傾向がありそうです。5000のときが3.32倍、6000のときが3.26倍となっています。

 ともあれ、ざっくりの計算で良いなら、地域バフ適用エリアでのバッファー無しの力知能倍率は、町ステの4倍ちょっと(4.3倍前後)と捉えて問題はなさそうです

 

想定される計算式
 この話をしていたら、フレンドが計算式をガッツリ解析してみてくれました。
※2885(切り上げ)ではなく、2886(切り捨て)と判明しました。

地域バフ=(街ステーレベルアップによる基礎ステ)×3.08+2886
※町ステはスキル画面でマスタリーを見て小数点以下の
 数値を加算して出た数値の、残った小数点を加えておく。
※基礎ステは小数点以下を省く。
※計算結果は小数第一位を切り捨て。

 これを検証するには、まずレベルアップによる基礎ステを抑える必要があります。


 装備、称号、クリーチャー、異名、徽章、ボスデコといったステータスアップ要素をすべて排除した値が1231でした。


 他にも、スキル「潜在能力」で335、ギルド能力値(2種)で30×2=60、冒険団で290上昇していますが、これは外せないので計算で処理します。

1231-(335+60+290)=546

ブレイドの基礎ステ(何1つ適用していない状態の110レベルでの力)は546であることがわかりました

では、実際に力5000の時の数値を計算してみましょう。と言いたいところですが…。

まず、マスタリーの数値を見ます。


▲こんな感じで各部位の数値が出ているので、小数点以下の数値だけをすべて足し算し、その計算結果のうち小数だけを町ステに加えます

0.75+0.5+0.5=1.75
小数点以下の数値が必要なので、求める値は0.75
よって、町ステの正しい値は、5000+0.75=5000.75

そして、この数値を計算式に当てはめます。

(5000.75-546)×3.08+2886=16606.63


 計算結果を切り捨てると16606(小数点以下は非表示)なので、計算とピッタリ合うことが分かります。

 


 ちなみに、何もつけていない状態の計算結果は4995.8となり、これも切り捨てでピッタリ合致します。

 なお、レベルアップによる基礎ステの値は職により異なる点にも要注意です。例えば前述の知能6000の巫女の場合、583が基礎ステなので…

町ステの小数点以下の値は、
0.5+0.5+0.13+0.88+0.25=2.26
よって、小数点以下の値は、0.26

(6000.26-583)×3.08+2886=19571.1…

 切り捨てで19571となり、ぴったり一致することが分かります。

※ちなみに、レベルアップによる職ごとの基礎ステには小数点以下の数値があるそうです。しかし今回は、その値を小数点以下切り捨てで計算することが正しいらしい。


まとめ
●地域バフは町ステの3.3倍前後
⇒町ステの4.3倍前後が実際の適用ステータスになる。

●地域バフ計算式
地域バフ=(街ステーレベルアップによる基礎ステ)×3.08+2886
※町ステはスキル画面でマスタリーを見て小数点以下の
 数値を加算して出た数値の、残った小数点を加えておく。
※基礎ステは小数点以下を省く。
※計算結果は小数第一位を切り捨て。

 地域バフによって得られる効果の具体例や、近似値の出し方についてまとめました。最初は概算だけ出してみようという文系の民の試みでしたが、フレンドにちょうど詳しい人がいたので非常に助かりました。