ブレダン実録:売り込む時代から引き寄せる時代に

 第2回はインターネットでの活動や集客について何年も感じ続けていることを垂れ流してみました。今回は「読める文章」にはしていますが、マーカーの色付けなども行わずナマの文章にしています。

 再び述べておきますが、ブレダン実録は通常の記事とは違い「誰かに発信すること」を目的とした文章ではありません。あくまで思考実験として解釈してください。また、ターゲットを持たない思考そのままの文章であるため「文章の内容の本質が伝わる可能性」も担保していません。分かりにくくても当然でありかつ、分からないものに触れてみるのも一興とした企画です。

ブレインダンピングについては下記の記事で述べています。

雑記:ブレインダンピング~思考を言語化することの重要性~


マーケティングの難しさについて
 アフィリエイト自体を目的とするブログ記事の多くは、最初の導入文で読者への問いかけじみた文体を用いることが多いと思います。そしてアフィ記事の書き方を教える媒体でも、そうした書き方を推奨していることが多い。そして内容そのものは「一般人みんなが分かっていそうな内容の薄いこと」である場合が多い。実質何も言っていないに等しいものがゴロゴロしています。

 最近はYouTubeでもこれと全く同じ入り方をする広告が極めて多くなってきていて、アフィのためだけに書かれたような記事はほとんど見ない(見てもすぐわかるので即戻りする)私でもこのような文体に遭遇することが多くなりました。

 そして、耳で聞いてこそ分かったのですが、私のように、そうした問いかけから入る広告そのものに生理的嫌悪感を感じる人種もいるようです。もちろん少数派かもしれませんが、確かにいるということです。

 もしかしたら本当に良い商品、良いサイト、良い商材の場合もあるのかもしれませんが、もうその文言を聞いた時点で何があっても絶対に買わないという固い意志が確定するほど生理的に無理です。

 検索で上位にこうした「売るためだけを目的としたサイト」が集中しやすいことも、そうした嫌悪感に拍車をかけていることは確かです。内容と注目度が釣り合っていないのですね。

 確かに今はまだ、旧時代の広告の在り方も多少は効果があるのかもしれませんが、そもそもの売り方が変わっていく時代に入っていくのではないかなと思います。TVCMですら、スポンサーがなかなかつかない事案もあるようですしね。

 一方、ユーチューバーなどある特定の「影響力を持ち信頼される個人」がお勧めの品を紹介するなど、新しいカテゴリでの商品情報頒布(販売代行ではないとしても)が近年では力を発揮しているように見受けられます。

 youtuberという活動自体が、「個人の魅力やスキルや知識や娯楽を売る」という概念ですからね。これからはこうした「信頼」という名の社会資本を元手にする在り方こそがライフワークのヒントにになっていくのかなとふと思ったりします。

 新しい時代に適応したマーケティングの在り方(そもそもマーケティングとは「販売」を指すものではないという原点に立ち返ることでもある)とはどのようなものなのか、時代の変わり目に移ってきているのではないかなと思う今日この頃です。

 

 

無為の為による仕組み化を目指す

 この世界全体に人間は70億人以上も存在しています。そして日本だけでも1億人以上。個々の組織やコミュニティだけでも、1人の人間が抱えきれないほどの人数がいることは珍しくありません。

 ということは、個人から個人へ「ボランティアをする(物事を教えることを含め)」「自分を売り込む」という取り組みには限界があることもまた自明の理なわけです。

 そうした観点から思い起こされるのは、「個々へ自分を売り込む」ことを必要としないで「コンテンツを必要とする人が自然と近寄ってくる」という、マーケティングの仕組み化です。

 

 たとえば、1人1人の質問を探して答えてあげることを繰り返しても、救えるのは指で数えられる程度の少人数。

 しかし、ブログで有益な情報を公開して、そのアクセス数が例えば1万人であった場合、個別対応に使う労力を多少汎用化するだけで1万倍の人たちの目に触れるようになり、そのうちの少なくとも何割かの助けになることができるわけです。

 例えば私のブログで最もアクセス数の多いジャンルは、ユーザー数が1万人未満であろうアラド戦記の記事ですが、ブログの月間PV数の中央値は3万台です。そう思うと、何かしら発信できる物事を持っている人が積極的にブログを利用するのはなかなかの効率と言えます。

 その他、Webライターなどのお仕事にしてもその他の人間関係にしても、必要としてくれる人、こちらが必要とできる人を「検索して総当たりしていく」よりも 「自然と集まってくる」方が何万倍も効率良いですからね。人一人がもつ時間は良い意味で平等。しかしそれははどんな人でも決まった上限があるということの裏返しでもあります。

 

 

今回の潜在意識深堀フロー
●クラウドワークスの募集に「応募する」手法に
本能的な忌避感がある? 謎にやる気が出ない。
※単に興味を惹かれる募集がないのもあるが、
一覧から総当たりで探していく行為自体に強い引っかかりを覚える。
●なぜかせどりや純アフィリエイトブログといった
「明確に稼げる」ジャンルを本能的にやりたくない。

●お金のブロックでもあるのだろうか?

※何週間か色々深堀

●「営業が心底嫌い」というキーワードが出る
※大学就活のときにコレを強く思って民間総合職を避け、市役所を選んだ。
※大学時代にバイトで行った接客業も今後一生やらないと思った。
⇒不特定多数への対応を続けることが嫌い。特定多数or不特定少数に向いている。
⇒特定多数:それこそギルド運営などもそれに近い概念といえる。
⇒不特定少数:相談にのるというか、カウンセリング的な対応は割と得意らしい?(他人談)
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●営業のような「販売を前面に出して押しかける」行為が生理的に無理らしい。
※せどりやアフィに関しては「プラスサムゲーム」思考にそぐわない事、
そもそもの手法に面白みを感じないことが大きいが。

●ブロックというか好みや適正の問題とわかる

●「仕組み化」によるパッシブな集客を目指すことを考える

この内容もどこかで文章化したと思うのですが見つからなかったので、
フローに追記をして投下。

たった1つの潜在意識を掘り出すだけでも結構な日数がかかっているように、
人の深層心理(本音)は相当深い位置にあるようです。