【ポケモンSV】テラレイド周回の最適化~コライドンから始まりサポートや「はらだいこ」も育成

投稿日 2022年11月25日 最終更新日 2022年11月25日

 ストーリーもクリアし、図鑑も埋まったので今後はポケモン育成、特に☆6レイドやイベントレイドを意識した育成を中心に行っていくことになります。というわけで、まずは1匹目に育て切ったコライドンを主体にレイドを回し始めました。


前置き
 私のポケモン歴は初代~ルビーサファイアと剣盾のみ(つまりその間は未プレイ)ですが、基本的に図鑑を埋める以外は好きなポケモンを育てて適当にフレンドと対戦するだけのプレイにとどまりました。

 剣盾のランクマッチに関しては、メタじゃんけんというある種の「戦闘が始まる前に決まっている」タイプの勝負や、耐久パーティによる遅延作戦で時間が無駄になることを好まなかったので初期に少しだけ遊んだ程度でやめました。

 しかし今回、SVのテラレイドがそこそこ良い難易度をしていること、イベントレイドが待っていることから、初めて「種族値」などの解析情報を調べてまで意識的なポケモン育成を行うことにしました

 なので、従来のポケモンでガチな育成や対戦をしてきた人にとっては今更のような話も含まれています

 

☆5レイド周回に関して
 テラレイド☆4までは育成過程のポケモンでも問題なくソロできますが、☆5ともなると話は変わってきます。4人マルチならそこそこのレベルとタイプ相性さえ問題なければクリアできますが、現状のSVの野良マルチプレイは「参加に失敗」するし、自発だと人は来ない(ということはマッチング自体が機能していない?)ということでなし崩しにソロを模索することになりました。

▲うまく行けば適当な育成でも上記の様に行けますが、相手と味方を選びます。

 ネット掲示板などで募集があるそうですが、それこそ競争率の高い椅子取りゲームになりますし、個人的にそういうのが好みではないので選択肢から外しています。

 ソロでの周回を効率的に行う場合は極力レベルを100まで上げ切って、努力値も振った状態で挑みたい。時間がかかったり、失敗率が高かったりすると時間の無駄ですからね。

バトル用ポケモン育成
1.レベルを100にする。
バトルで稼ぐ以外に、レイド等で得られるアメが便利。

2.性格を孵化やミントで好みのものに
例:物理アタッカーなら「こうげき」が上がり、
 「とくこう」が下がる性格にするなど。

3.個体値を整える
●ジャッジで「さいこう」の多いポケモン(メタモンが主流)を
 親にして、「あかいいと」を持たせて孵化させる
⇒今作は「ピクニック」で数分放置するとタマゴ出現
●フリッジタウンのユキノオーの横にいる人に「きんorぎんのおうかん」
 をあげると「すごいとっくん」で「さいこう」と同じ値に。
⇒ぎんのおうかんはデリバードポーチで販売。

4.努力値を振る。
●タウリンなどでドーピング
⇒薬屋「ラッキーズ」で販売。
 微調整は「〇〇のはね」も使える。
●パワー系アイテムを持たせて戦闘
⇒デリバードポーチで販売。

 

コライドンによる☆5ソロ効率化
 最初にレベル100にするのは、多くの人の場合伝説枠のコライドン、ミライドンなのではないかと思います。私もそうでした。そのため、2匹目以降を育てるためのアメを確保するためにコライドンでの☆5を安定させたいところ。

 アタッカーの努力値はレイドに全振りする場合、基本的にHPとこうげきorとくこう(主力スキルによる)の2種+余りをすばやさなどに振っています。サポーターならいっそ生存に全振りでも良いのではないかな。

 それなりに敗北も経験した上での結論として、持久戦になると運要素が重なって勝率が落ちるし、バリアを張られるとNPCがまともに機能しなくなる場面が多いので、短期戦で片づけたいというのが基本方針です。

 ソロではバリアを張られるような状態だと、テラスタルオーブを定期的に奪われてこちらがテラスタル化できないことが多い&NPCもテラスタル化してくれないので、長期戦はそういう意味でも避けたい。というわけで下記のように戦うことにしました。

※動画ではインファイトを使っていますが、弱点相手ならアクセルドライブの方が若干強いっぽいのでこの後変更しています。  

 理想はバフデバフをフルに使用した後でのワンパンですが、デバフをかけすぎるとNPCが無駄に敵のHPを減らして敵にバリアを張られるので「つるぎのまい×2+いやなおと」後に弱点スキルを撃っています

 ワンパン狙いなので、かくとう技もドレインパンチではなくアクセルドライブです(動画ではまだインファイトですが)。たまにHPが多い敵など少し残りますがほとんどは問題なし。

 状況によってはデバフ数を増やすこともありますが、ターン数がかかると味方のバフを消去してくるリスクも高いので、やはり4ターンでの決着が望ましい。

 まひやねむり持ちなど敵のスキルの都合上勝てない場合もあるけど(レイドボスの使ってくる状態異常つき攻撃スキルは低確率でも当たれば100%異常にかかる?)、それ以外は2倍弱点であるならほとんどワンパンかそれに準じるダメージが出て勝てます。

 ドラゴン相手も「げきりん」でどうにかなります。草や虫は相手によっては戦闘前にフレアドライブを「思い出し」て同様にワンパン。他は試してません。

 フレと合わせるためにスカーレットを買ったものの、普通にバイオレット優位なのがつらいところではありますが、これを繰り返して他ポケモンの育成に励みました。

 

2匹目はサポート
 ☆5はソロでもサクサク周回できますが、☆6ソロはなかなかそうもいきません。不可能ではないにしても、基本的にはマルチを成立させるのが無難だし効率的です。私は基本的にフレとマルチする機会を作れたら消化しています。

 そうやって身内で試行錯誤した結果、結局はバフデバフを積んでメインディーラーに大ダメージを与えさせる方が良いのでは、という結論になりました。実際、世間でもそういう方向性で面白いパーティ編成が発信されるようになり、うわさで聞く程度ですが参考にしています。

 そのため、メインアタッカーのためにバフやデバフをかけることに特化したサポート枠を育成することが喫緊の課題となりました。


 というわけで育てたのがブラッキー。最初はジバコイルにしようと思いましたが、単純にこちらのほうが手持ちのレベルが高かったのが理由です。基本的にはどちらでも大差はありません。

 ブラッキーの場合は「いやなおと」「うそなき」「てだすけ」、ジバコイルの場合は「うそなき」の代わりに同じ効果を持つ「きんぞくおん」を覚えさせて、まず敵にデバフをかけた上で「てだすけ」でメインアタッカーの火力を上げます。

 メインアタッカー以外を3匹とも全く同じ構成にする必要はないですが、何かしらのバフデバフ枠でメインアタッカーに全振りすることで、☆6のポケモンでも一撃で倒せるので、生存重視の耐久パーティよりはこちらの方が望ましいと考えています。

 なお、ジバコイルの互換ポケモンに見える古代種のスナノケガワですが、「てだすけ」を覚えないので純サポにはやや不適です

 

 他にはニャイキング(夢特性:はがねのせいしん)を4匹集めてはがね攻撃の威力をガン積みしてワンパンにするスタイルなども面白いですね(ただしマルチの4人全員が使うことが必須です)。

 とりあえず、サポーター1匹を確保することができたので、一旦これで☆6レイドの消化を楽にすることができました。そこで次は再びアタッカーについて考えます。

 

対フェアリー火力を考える
 コライドンが最も苦手とするのはフェアリー。かくとうもドラゴンもフェアリーを苦手としているので、基本的に相手になりません。そこで、まずは順当にフェアリーが苦手とする中から「はがね」タイプのポケモンを考慮してみました。

ドドゲザン:攻135、いやなおと&つるぎのまい
ジバコイル:特攻130、いやなおと&きんぞくおん
ブロロローム:攻119、いやなおと
ハッサム:攻130、つるぎのまい

 デカヌチャンという手もあるにはありますが、基本的に長期戦向けのポケモンだと思うので除外しました。ドドゲザンはバフデバフを両方持っていてワンパンに特化しやすいがフェアリーの攻撃は等倍。ジバコイルはデバフ2種があるためサポーターと両立しやすい。ブロロロームはフェアリータイプのダメージが4分の1になるため堅いのと、こうげきが低めの代わりにわざがやや強め。ハッサムはドドゲザンと比べてデバフが無い代わりにフェアリーの攻撃は半減。

 ☆6レイドを意識するなら耐久力も考えたくなりますが、テラレイドに関しては、テラスタイプと相手ポケモンのタイプが一致することはそう多くない。そこでフェアリーへの防御相性を極端には意識しなくても良いかも。将来イベントで☆7フェアリーレイドなど出てくれば話は別でしょうが。

 そして現状、☆5ソロはコライドンの得意な相手のみ行っているので、できればそちらも意識したいところ。そう思うと、バフが無くてデバフのみのポケモンはソロだとNPCに下手に削られてしまうリスクを回避しづらいので微妙。

 となると、ソロとPTを両立するならドドゲザンかハッサムが良いのかな、と思ったりします。またジバコイルは「じめん」担当としてスナノケガワを使う選択肢も考えているので、けいけんアメ絶対的にが足りない現状でこの2種を両方育てるのも微妙かなと思ったり。

 

汎用火力「はらだいこ」
 ここまで考えたものの、「☆5ソロなら大抵はらだいこで良いのでは?」という話を聞いたので、少し再考してみることにしました。マリルリ(特性:ちからもち)またはテツノカイナの2択がメジャーだとか。

 私の場合、マリルリをもともと大会でのレベル上げ中で80台まで育っていたので、これを一足先に100にして努力値、個体値などを整えることにしました。テツノカイナは55レベルだし、かくとうタイプはコライドンと被るし…。

 テツノカイナと違ってマリルリははらだいこをもともと覚えないので、いわゆる「横遺伝」で覚えさせます。

はらだいこ横遺伝
1.マリルリの技を1つ忘れさせて空きを作り、
 「ものまねハーブ」を持たせる。
⇒カラフシティのデリバードポーチで販売
2.「はらだいこ」を覚えたハリテヤマを用意し、
 「はらだいこ」をわざの並びの一番上に配置する。

3.2匹をパーティに入れ、ピクニックをする
⇒開始後にすぐやめてOK。

 他の場合でも、そのポケモンの「タマゴ技」として覚えられるものなら大丈夫らしいです。逆にそのカテゴリに当てはまらない技は無理なので、例えばキノコのほうしを元々覚えないポケモンに覚えさせるのは不可能。何ならキノガッサに進化した後で新しく覚えさせることすら無理っぽいです。あくまでキノココ40レベルのわざなので、「思い出す」も不可能。


 さて、上記のようにマリルリが完成しました。まだ戦わせてはいませんが、どのような火力を発揮してくれるか楽しみです。

 なお、対フェアリー用のはがねタイプも育てること自体をやめにしたわけではなく、優先順位的に後回しにしただけです。上記の考察を踏まえてまた後日考えようと思います。マリルリで相性の悪いポケモンが分かればまた次の手を考えることになりますしね。ただし、☆6専用で用いるならニャイキングで良いと思うけど


 などなど、ポケモン育成に関してここまであれこれ考えるのは初めてですが(本当に好みで選んでいたので)、逆にそういう状態になるように仕向けたSVのテラレイド、なかなか面白いのではとも思うようになっています。