投稿日 2022年11月26日 最終更新日 2022年12月29日
イスフィンズ実装で運用できるようになった装備構成である「アノクセッティング」についてまとめます。当初は勝手に「火傷解凍セッティング」とも名付けていましたが、よく考えると解凍というより、氷をぶつけることで火傷を回収しているので適切な表現ではないかも。何か良い名前はないかな。
アノクセッティングとは
永眠のための準備の「火傷状態の敵に氷結付与を試みると火傷ダメージが一括適用」の効果と、青い自然の種の「自分が敵に欠けた火傷が氷結によって解除される場合に一括で適用される火傷ダメージ35%増加」のシナジーを中心としたセッティングです。
この2つの装備、7月の段階では両立可能なのかがわからなかったため(氷結によって火傷解除扱いになるのかが不明)、当時は記事内では明言しませんでしたが、8月か9月ごろにナムウィキの更新によって適用されることが判明しました。
ネックレスに氷結付与効果があるので必ずしも必須ではないとは思われますが、自前で氷結付与できる職業のほうが扱いやすいセッティングになります。そもそもこの構成自体が割とピーキーなので合わせた方が良いとは思いますけどね。氷結のない職は純出血状態異常構成とかもあるので。
装備構成
必須パーツ ベルト:永眠のための準備 ネックレス:青い自然の種 腕輪:ポイントレーダーアームレット コンセプトに適応した自由枠 上着:アーマードパワー上着(ブルーベリルも可) 肩防具:デザートコンシールメントショルダー 完全自由枠:その他 靴:アクセラレーターor踏み出す勇気 ⇒機械革命:開戦実装後はそこの靴が使用可能 他部位:通常の汎用装備
完全なシナジーパーツは3部位のみです。そのため、ほとんどを状態異常パーツか汎用パーツで埋めることになります。上着と肩は火傷セッティングの装備が使えますが、必ずしも必須というわけでもありません。
例えば機械革命:開戦実装後は固有エピックの靴だけでなく肩まで使ってしまう手もあります。あるいは、靴と肩をコマンドセッティングにする手もなくはないですが、それなら完全なコマンド特化で良いのではという感覚。
なお、開戦固有エピックやコマンド装備以外の靴を使う場合、相性が良い職なら踏み出す勇気、そうでない職ならアクセラレーターが無難とされています。その他、単品靴で好みのものがあれば使っても良いとは思います(感電靴とか?)。他部位はMP過剰375セッティングなどで使う、ありふれた強装備の中から選択して問題ありません。
注意点としては、イスフィンズ固有エピックの「望みに向けた動き」との相性は悪いので、敢えて選ぶメリットはありません。状態異常持続時間の短縮効果が、このセッティングのコアとなる「火傷ダメージを蓄積したうえで一括適用させる」効果に悪影響を及ぼしてしまうからです。ベルトとネックレスに火傷状態異常の持続時間増加効果があるところから察してやってください。他に使えそうな装備が無い場合の妥協策という感じ。
乗り換え検証
▲MP過剰消費からの乗り換え。小剣ソドマスは低レベルセッティングを行うことが必須レベルなので、魔法石には猫像石がついています。
▲だいたい5.8億付近で落ち着いています。以前、指輪を戦術レーダーからエネルギーサーチに変えたら最大火力が落ちたという不思議な結果になりましたが、今回の検証とは無関係です。
▲乗り換え後です。靴は前述の通り、1~25スキルの恩恵が高ければ踏み出す勇気、そうでなければイスフィンズが最終ダンジョンである今はアクセラレーターです(コマンド靴を使えるならそれで良いけど)。
上着をブルーベリルに変えた分名声が上がっていますが、数奇は名声2300相当の火力が出る装備なので2100程度だとまだ明らかに上ということはないと思います。ブルーベリルも名声より強いため、若干くらいは上着部位の差もでているかもしれませんが、あっても誤差。
▲6.3億台後半まで伸びました。10%弱の火力増加です。
アーマードパワー上着を使う場合、これより3.5%くらい落ちるかなって感じです(ベリル上着の他ランダムオプションにもよりますが)。
MP過剰消費のデメリットは職によっては致命的なので、それを回避するついでに自職の氷結効果を生かそう、という発想で使うにはなかなか良い装備であると言えます。
ただし、バカル実装時のエピック改変でMP過剰消費は大きく強化されるため、MP消費量に心配がないなら無理に乗り換えないのも1つの選択肢かな。