【アラド戦記】サブディーラーのパーティプレイに最適~中毒特化セッティング

 今回は、エピック改変後に研究が進んだセッティングのうち、中毒状態異常に特化した構成についてまとめます。中毒は本来不遇な状態異常でしたが、この装備構成を使う場合は条件やペナルティに左右されずに高いスペックを得られます。


中毒セッティング例(2022/9/7段階)

上着:コンフューズドコアスーツ
パンツ:圧倒する力の下甲
肩防具:汚染された氷石の肩甲
ベルト:不変の浮遊石ベルト
靴:闇に飲まれた石蹄

腕輪:ゴーレムの核腕輪
ネックレス:※高揚した憤怒のネックレス
指輪:※アダプタブルツートーンリング

補助装備:※オプティカルコンバットグラス
魔法石:※呪われた心
イヤリング:※アクロマティックロンバス

※:自由枠
靴は未実装のイスピンズ固有エピック「希望に向かう動き」が強力。

 中毒セッティングは防具と腕輪で構成されるため、残りの部位は自由枠です。また靴のみ他のエピックを使うことも選択肢に入ります。

 

各部位の解説
上着:コンフューズドコアスーツ
 Qスキルを使うと最大5体までロボット人形を召喚し、「〇〇状態異常の敵1体につき被害増加+」の効果対象を水増ししてくれる効果を持ちます。すべてのOPが最大6倍(自分も含む効果の場合7倍)になるので強力。

 純粋な状態異常特化の装備の場合、ブルーベリル上着の状態異常ダメージ30%増加(有用1OP)を上回る性能になるらしい。そして中毒特化セッティングの場合は他の状態異常よりさらにオプション数が多くなるので実質これ一択

 また、すべての状態異常抵抗の合計%に応じて状態異常ダメージを最大10%伸ばしてくれる効果もあり、人形フル召喚時には全状態異常抵抗が10%上昇するのである程度は自己完結も可能。

 ただし、不変の浮遊石ベルトに全状態異常抵抗を10%下げる効果があるので、中毒セッティングの場合はフルオプションを発動させることは難しい。とはいえ1オプションの恩恵が高いため、2オプションを妥協してでも必須級の性能となる。

 この装備の欠点は、部屋移動ごとに人形がリセットされてしまうこと。そのため一般ダンジョンではイマイチ活躍しづらく、ボスでそれなりに長い時間を戦うことに向いた装備といえる。サンドバッグでもフルオプション発動まではやや時間がかかる方。

 

パンツ:圧倒した力の下甲
 基本的に必須ピック中毒特化セッティングを採用した場合に限り、12増幅のロボティカコンバットパンツ以上のダメージ倍率を持つ。エピック改変で1,2オプションの基本被害増加数値が増加したことが大きい。

 

肩防具:汚染された氷石の肩甲
 これも必須ピック。エピック改変で1~2オプションの基本被害増加数値が大幅に強化されたため、肩防具の中で最も高い増加数値を持つようになった。

 

ベルト:不変の浮遊石ベルト
 これも必須ピック。エピック改変により、クールタイム回復速度オプションの条件が「消耗品の効果持続中」に変更。そのため、消耗品制限のあるダンジョンを攻略する場合、事前に別ダンジョンで30分効果のある秘薬を使用しておけば効果時間中は恩恵を得られる

 実質無条件でクールタイムに恩恵を得られるので、中毒以外でのセッティングでも採用価値があるほどの便利な装備。難点があるとすれば、自分を中毒状態にする前に男クルセイダーのキュアタリスマンの効果を受けると困る点くらいか。

 

靴:闇に飲まれた石蹄(準自由枠)
 エピック改変で強力になったものの、中毒セッティングのパーツの中ではややイマイチなほう。クール減とスキル攻撃力増加がランダムで扱いづらい。コンフューズ上着とのシナジーも存在しない。他にちょうど良い装備があればそれでもOKだし、イスピンズの固有エピックの方が人気なので実装したら乗り換えも手

 自分が中毒状態異常にかかっている必要があるが、ベルトの効果が改変されたことにより実質無条件で効果を得られる。中毒耐性減少効果と腕輪の被ダメ変換効果の相性が良くないものの(女喧嘩屋ならノーリスク)、マイスターの実験室までの固定エピックで構成するならこの装備が気楽という感じ

 

腕輪:ゴーレムの核腕輪
 中毒セッティングの起点となるパーツのため、これを採用しないと始まらない。半端に揃えた状態で使い始めるにしても、腕輪が無ければ何の意味もない。

 

ネックレス:自由枠
 スペックを発揮できるものなら何でも好きなものを選んでOK。サブキャラorライト勢向け構成なので高揚した憤怒のネックレスを挙げているが、閉ざされた領域の条件を満たしているならそちらで全く問題はないし、この2つを使わないなら属性強化系のネックレスでもかまわない。

 

指輪:自由枠
 ネックレス同様、好みの装備でOK。汎用性の高さでアダプタブルツートーンリングを挙げているが、クール感が必須ではない場合はエントの精霊指輪(中毒ダメージ変換+α)エネルギーサーチリング(条件を満たせるなら)などの火力用装備を選ぶ選択肢も。

 

補助装備:自由枠
 特殊装備もすべて自由枠。ダメージ倍率に特化したいならオプティカルコンバットグラスが最も強いものの、クール減と火力のバランスが良い掘削強化パーツ、火力と生存力(補給品による回復。消耗品制限に強い)を両立した空中型:戦術プロップドローン辺りも有用。補助装備は基本的にこの3つの装備の中から好みで選ぶことが多い。

 

魔法石:自由枠
 対ボスに特化した場合、呪われた心のカウンター効果が発動しやすいので韓国では人気(これは他のセッティングでもそう)。

 もちろん条件を満たせるなら完成型動力制御装置で常に火力アップ効果を得たり、抑留された魂の令呪でクール減効果を得たりしても良いし、あるいは属性抵抗魔法石で生存力を得るのも自由。

 

イヤリング:自由枠
 基本的にはどのセッティングでも使える3巨頭エピック「アクロマティックロンバス」「吹き込む微かなため息」「堕落した魂」の中から1つを採用することになる。この3種は職やプレイスタイル、装備構成によって好みで選ぶもの。

 中毒セッティングの場合はイスピンズ固有エピック「永遠を終わらせる長い願い」で中毒ダメージを即時適用する手もあるが、これを採用すると「中毒状態の敵」を対象とする他装備のオプション維持に工夫が必要になる(火力性能はそれなり)。

 

中毒特化のメリットとデメリット

メリット
●カスタムエピックが無くても強力
⇒ブルーベリル上着を必要としない。
⇒カスタム抜きのMP過剰消費より強いという話も。

●条件付きの装備を必須としない
⇒必須枠は消耗品を使えば良い程度
⇒自由枠は好みでセッティング
デメリット
●伸びしろは少ない
⇒防具が固定され、カスタムの採用余地が少ない。

●中毒自体が不遇
⇒総ダメージを出すまでに5秒の遅延がある。
⇒イスピンズ固有イヤリングにも欠点あり。

 以上、中毒特化セッティングについてまとめました。基本的にスタムエピックの入る余地が狭い代わりに、カスタム抜きの構成の中でも上位の性能を持つことが特長となります。

 自然セッティングとの違いはパーティプレイでもスペックを発揮できること。ソロ専やバッファーのソロ用なら自然、パーティプレイをするなら中毒が、サブキャラやライト層にとってのお手頃なエピック構成であるといえるでしょう。

 ただし、メイン級のキャラクターで最適解を目指したい場合は、条件やペナルティのある構成、カスタムエピックを使える構成にした方が強くなれます。

 

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