【アラド戦記】105レベルエピック組み合わせ例~MPをHP代わりにするアーカンセッティング概要~

投稿日 2022年7月26日 最終更新日 2022年9月8日

 今回は、105エピックセッティングのうち「アーカン(抑制腕輪)セッティング」について解説します。


アーカンセッティングとは?
 抑制された魔力の腕輪の「最大HPを1%にする代わりにMPをHPとして扱う」効果を利用し、HPが少ないことを条件としたり、HPを減少させたりする装備の効果をフル発揮させるセッティングです。

 このセッティングでは少なくとも腕輪は最低限必要で、かつHP条件またはHP減少の装備を複数個使っていなければあまり意味はありません。またMPを維持できる構成であることも大切

 強さの立ち位置としては、初期は最大の選択肢の1つだったもののエピ改変によって相対的な地位が少し落ち、その後イスピンズ実装パッチの改変でパーツとなる装備が強化されて復権する形です。

 MP過剰消費セッティングのように常に最上位というわけにはいきませんが、1つのユニークかつ実用的なセッティングとして捉えることができます。

 また、MP回復効果をうまく併用することで、回復アイテム要らずでMPを(つまり実質HPも)維持しつつ火力も出せるという器用な立ち回りを行うことも可能です(例えばノーブレスコードでMP切れのリスクがない)。

 

装備セッティング例

「他のパーツ例」で補助装備としているものはイヤリングの間違いです。

画像の装備は以下の通り。

【アーカンセッティング例】
上着、ベルト:自由枠

肩:マニピュレーション 

パンツ:アンリミットサイバネティックス 
    or混沌をまとうベール
    ※ロボティカor亡霊も可。

靴:絶望の足音 orアクセラレーター

首:黒い星 or ※閉ざされた領域

腕輪:抑制された魔力の腕輪 
⇒パワーナビゲートパックを使うセッティングも。

指輪:苦痛の傷 or ※アダプタブルツートーンリング

補助装備:破壊された生命 

イヤリング:自由枠

魔法石:※抑留された魂の令呪 

※:専用装備ではないが強いので採用できるもの
魔法石は今後実装予定の装備に適したものがあります。

 必須装備の抑制腕輪と、必須に近い装備であるマニピュレーションがそれぞれエターナルフレイム研究所、破壊された死者の城の固有エピックであるのは要注意。また必須ではないものの、アンリミットやツートーンリング、絶望の足音も固有エピです。

他のパーツ例の考察
 アクセラレータにはクール減効果があり、さらにヒット数の多い職ならMPを回復させる装備と捉えることができるので生存力アップにつながります(MP消費は増える)。安全性を取りたいときの装備として、生存に全振りした嵐を飲み込んだエネルギーよりは優先度が高いかも?

 パンツは亡霊を使うとハイパーアーマーやクール感が得られ、混沌ベールを使うと防御力を減少させる火力偏重のセッティングとなります。そしてアンリミットサイバネティックスはクール減に特化した装備となります。

 苦痛の傷はHPを条件として被害増加に特化した装備となります。ただ指輪の場合はツートーンリングをはじめとした、アーカンセッティングに依存しない装備を採用するのも選択肢なので好みに応じて選びましょう。

 クリ率が欲しいとか、「閉ざされた領域」のみ元々持っているとかでなければネックレスは「黒い星」で良いんじゃないかな? と思ってましたが、実際考えてみると相当な誤差になったので検証が必要です。後で材料置いておきます。

 ベルトは好みでの運用となります。クイックスロット装備の「相応しい本分」や消耗品使用でクール減効果が得られる「不変の浮遊石ベルト」、MP消費は上がるけどMP回復効果もある「天才技術者のマルチツールベルト」、あるいはカスタムエピックなどなど、自キャラに恩恵がありそうな装備ならどれでも可能性はあります。
⇒マイスターの実験室エピック「クーリングサポートベルト」も◎。

 ただしHPやMPに関わる装備は相性に注意しましょう。例えば天才ベルトとアクセラレーターを両方使用すると、抑制腕分も合わせて250%のMP消費増加となります。何も考えず構成してしまうと、実戦でじりじりMPが減少して回復も追いつかず死んでしまうリスクがあるので注意。

 魔法石も現在は好みでの運用。ただし後日実装される「勝利が約束された時間」が来れば、それが最適になりそうな予感。

 

オマケ
先ほどの装備比較の話です。※エピック改変前の情報です。

黒い星VS閉ざされた領域 比較検証素材
※2022/8/4修正
【基本データ】
●黒い星 
被害増加合計7370、スキル増加5%、属性強化15
速度20%、的中10% 
●閉ざされた領域 
被害増加合計9856、スキル増加3%、属性強化15
クリ率17%、的中10%

※被害増加数値はオプションレベル1のもの

【検証材料】
1.成長オプションの被害増加は、デフォルトのものも
  条件によるものも同率で伸びていく。

2.画像のエルブンナイトのD内被害増加は274200  


3.システムで見れる被害増加は課金アイテムの倍率で伸びた後の数値。

4.課金全振りの場合の被害増加倍率は100%前後。
  コレクトに被害増加が含まれるかどうかで変動する。
 ※コレクトが属性強化なのか倍率なのかによる差が大きい。
  たとえばうちスピの場合97%、エルブンの場合111%増加
 ⇒結果数値はスピは197%、エルブンは211%
  エルブンの被害増加の元数値は274200/2.11=129952

5.仮にこのエルブンの数値で、2つの装備の被害増加を
  実際の値に近い初期の2倍(LV40付近と思われる)に設定して計算してみる。
  (129952+9856×2)/(129952+7370×2)=1.036…≒3.6(%)

6.2つの装備のスキル増加数値(5%と3%)を比較すると
  1.05/1.03=1.0194…≒1.9(%)

よって、上記装備のエルブンナイトが仮に黒い星を最大スペックで使えた場合、
閉ざされた領域の方が3.6-1.9=1.7(%)程度高いダメージになると考えられる。
※誤差ではある

成長オプションレベルの伸び方が倍率なのか固定値なのかが不明な事や、
全身の装備が理想のアーカンで整った場合、この差がどう変動するかが課題。

 文系の民が可能な限りあれこれ考えてみました。どの程度正しいのかは不明ですが、2つの装備の火力上昇量が誤差に近い可能性はあります。とはいえその誤差が気になるのも確か。解析プロの検証が待たれます。

※追記1:被害増加は1000で1%の伸びと思われます(+0%に値する数値は旧オプション適用になるため存在せず)。
※追記2:なお、実際の使い勝手は「黒い星の方がめちゃくちゃ便利」でした。


 以上、HPとMPに関わる装備効果を活用した「アーカン(抑制腕)セッティング」について解説しました。MP消費セッティングが安定の流行りではありますが、たまには違う装備も採用してみてはいかがでしょうか。

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