投稿日 2024年8月19日 最終更新日 2024年8月19日
実装当初は完全なネタスキルでしかなかった守護者ポニー(馬というかペガサス?)ですが、度重なるバランシングで強化されたことにより、特化すると強いらしいので考察してみます。なお、セッティングの傾向はおおむね、韓国DFCATのプレイヤーキャラを見た上での類推であることはご留意ください。
スキルの仕様
●15Lvスキル(持続型) ⇒実質「変身型覚醒」に近い。被ダメ一定量で強制解除。 ●騎乗時の攻撃は基本技熟練が参照される。 ●クールタイムは降りてから計測。 ⇒普通に運用すると常時乗ることはできない。
察しの良い方はもうお分かりかと思いますが、基本技熟練セッティングとの相性が非常に良くなっています。また、スキルが専用の配置になり、ゲージも出現しないので、チェーンラッシュは未反映というか、行うことができません。
装備セッティング
カスタムエピックが当たり前の現環境では、基本技セッティングとは言っても以前とは構成が変わっています。また、守護者ポニー構成ならではのオプションも採用されているので解説しておきます。
上着:★ブルーパイレーツブラウス 肩防具:ブラックキャットヘルメット パンツ:ヴェンタブラックパンツ 靴:黒い足跡 ベルト:★森の魔女のベルト 腕輪:ミニチュアヘッドセットアームレット ネックレス:★エントの精霊のネックレス 指輪:★森の魔女の指輪 補助装備:★ディープダイバーフィン 魔法石:灰色の猫像石 イヤリング:★ディープダイバーイヤリング
★つきはカスタムエピック。なおその中でもディープダイバーフィンは唯一「完全必須級」といえます。詳細は後述。
固定エピックは問答無用で着ければよいだけなので、カスタムエピックの内容について解説していきます。
ブルーパイレーツブラウス
魔女上着も一応使えますが、強さではこちら。
▲無Q非使用スキル10%はコアとなる専用OP。
▲15Lvスキル攻撃力5%上昇。今回はこの、通常はゴミ扱いのオプションが神扱いになります。基本ポニーでしか戦わないので、純粋なスキル攻撃力5%上昇扱いになるからです。
▲あとは比較的攻撃力上昇量の高いこれも、可能なら入れたいですね。
残り1つは攻撃力上昇か属性強化辺りから適当に。
森の魔女のベルト
▲基本的には汎用の最強構成で良いのですが、スキルクール減少15%を15Lvスキル5%上昇に置き換えましょう。守護者ポニー構成ではクール減の意味が基本ありません。
エントの精霊のネックレス
▲これはおそらく消去法による優位だと思います。範囲もクール減も出血ダメージもいらないので、単純な攻撃倍率だけを見たときの理想オプションはエントが最も強くなりやすい。もちろん自属性で厳選しましょう。
固定エピックが多いため、属性強化が比較的抑えめになることも影響しています。概算すると、属性35が5%以上の効率になりました。もちろん他部位のカスタムで余分に盛っていくと効率が若干落ちるし、「エントは妥協だけどブルーパイレーツは理想を持っている」場合などは話が変わってきます。
森の魔女の指輪
▲上記3オプションに自属性強化20を加えましょう。クール回復速度は要らない。
ディープダイバーフィン
▲通常の5%オプション3つに、上記オプションを加えましょう。これが無いと、どんなにクール減を盛っても2分中1分くらいしか騎乗できないみたいなことになります。
使い方は、ポニーの効果が切れて降りた後、適当に本体で攻撃してガーディアンライディングのクールが回復したらまた乗るだけです。クール減が降りてから適用であるためほぼ必須級です。もちろん、変に低レベルスキルを多用して抽選数が増えないようにすべきではあります。
ディープダイバーイヤリング
▲この部位もエント同様、相対的な火力倍率の誤差です。手持ち次第では他カスタムで問題なし。ただし上記の無Q非使用オプションは入れましょう。固有6%、範囲6%、非無Q10%、適当な5%が理想OPとなります。範囲は現状は無理してつけなくても良いと思います(スキルパール実装待ち)。
その他の専用構成
実は上記のカスタムを揃えただけでは、まだ不足なのが守護者ポニー構成の難しい所。極めだすと普通の構成より手間がかかります。
魔法付与
▲上記のスキル宝珠(通称「ゼウス」)が最適解になります。ガーディアンライディングはSLv1当たりの伸びがざっと見たところ8%程度と非常に高く、可能な限りレベルを上げるのが最強になります(4Lvまで確認。最大で+10まで)。上着ベルトはともかく、肩に4%付与している人はかなり消しづらい案件だとは思いますが…。
ちなみに通常のセッティングでもチェーンラッシュのレベルが上がるため、エルブンナイト自体ゼウス付与の恩恵は比較的高い方です。特に決戦武器構成なら強いかな(肩より上まである?)。一般構成の場合は肩だけでなくベルトもやや見劣りするかもですが。上着は昔考察した時はソロだと物理攻撃、支援ありPTだとゼウスの誤差でした。
後は一応、過去の遺物である「カランディス宝珠」「セリャド・カースス宝珠」があればそちらも使えます。また、名前を忘れましたけど靴宝珠もあったな~と思いつつ、間違いなく現物は残っていないだろうなとも思います(靴宝珠はそもそも消えてる気がする)。
プラチナエンブレム
▲前述の通りスキルレベルが大事なので、PEもガーディアンライディングが最適です。ただし、エンブレム選択箱で入手できないためプレミアが異常なことになっています。お金があっても手に入れる手段があるわけではない、というやつですね。韓国も似たような状態だったとか。
また、こちらは一般のセッティングで全く役に立たないため、別アバターを用意するか、割り切って心中するか(まあ一般に戻す場合にチェーンラッシュ等で上書きしなおせば良いんですが)という形になります。
アバター上着効果
こちらもガーディアンライディング推奨です。アバター上着効果は最近ではお手軽に変更しやすいのでまあ、といった感じ。
ゼウス3部位+PE3部位+アバター上着で+7となり、他に称号宝珠+1、根源武器+1、オーラアバター+1で+10の上限になります。根源武器に関しては今後別武器になる場合に足りなくなるか。靴宝珠は無理筋なので最終的に+9上限に落ち着くのかな?
ルーン
▲ついつい忘れそうになりますが、単スキルセッティングにおいてルーンが存在するのはあまりに爆アドすぎますね。大して手間もかからないので忘れずにつけましょう。もう1つは火力に影響しないけど、とりあえず黄色(古代図書館)って感じですね。
DPS検証
装備だけそれっぽく整えて殴ってみました。理想構成にしたらどれくらい出そうかの考察用です。理論値は全スキル出した方が強い可能性もなくはないですが、私が操作した限りでは通常+一番左のスキルを往復しつつ連打するムーブで最も無難に高いDPSを出せそうな気がしました。
比較用の一般構成サンドバッグです。理想グッドスタッフ+75特化で同様のスペックの場合は575億程度でした。出血でも大差はないのではないかと思われます。決戦は完全に別構成なので比較していません。
ちなみに前提は暗い島環境までの理想状態で、アスラハン関連のアイテムは一切使用していません。
▲自キャラの伸びしろを概算でまとめました。全部整えたら約3倍の火力が出せると思うと恐ろしいですね。厳密な計算では2.96倍とかそんなものだったのですが、融合装備まで加えると普通に3倍超えそうですね。つまり全部整えたら700億以上は出そうな試算です。
しかも記事書いてて思いましたけど、ブルベとエントの首の差は3~4%くらいあるはずですよね。なんか間違ってるのでもう少し伸びます。
とりあえず自力で洗い出せるところを網羅したという感じなので、もしかしたらさらに伸びる要素も見つかって来るかもしれません。
長所と短所
もちろん長所があれば短所もある。ということでまとめます。
長所 1.理論値は現環境最強? ⇒しっかり整える前提。 ※決戦武器構成は実際には検証していないのでイメージ。 2.プレイヤースキルの要求値が低い ⇒極論、通常で殴るだけでも問題はない。 ⇒元々操作技術が必要な職なので対照的。 短所 1.独自の費用や手間がかかる。 ⇒エンブレムや魔法付与など。 ※特にエンブレムはお金や手間というより強運か縁が必須。 2.降りた状態が極端に弱くなる。 ⇒基本技以外の倍率はとても低い。 ⇒通常攻撃はゴミなので…。 ⇒被弾で下ろされた後もリカバリーまで弱い。 3.殴り続けていないと弱い ⇒ヒットアンドアウェイに適さない。 4.敵の攻撃に対する当たり判定が大きい ⇒ポニー自体に被弾判定。 ⇒もしかしてアベンジャーより普通に大きい? 5.環境が変わると即死する可能性 ⇒基本技特化の装備がなくなると辛い。 ⇒他構成との相対的な強さは常に変化し得る。
個人的には、魔法の大激変でブレードを持ったソドマスみたいなムーブしてるなこれって思いました。
尖りに尖ったセッティングかつ、環境変化で終わる可能性を受容する必要がありますが、その辺を割り切れば強さもネタとしても楽しめるという感じですかね。あとはレイドギミックでうまく対処する必要あり。
私はアラドに常駐してエンブレムを探しつづけるまでする意欲はないので、何かのきっかけでお手軽に手に入ったら考える程度かなと思います。
韓国でかなりマイナーなのはおそらく(職内使用率2%程度?)、ゼウス宝珠が存在しないことによる天井の低さも大きな理由の1つだと想像できるので、日本ならエンブレムさえ流通すれば流行りそうですね。
実際のところ、身内以外の他プレイヤーの動向が全く入ってこない生活になっているので、日本アラドの空気感がどんな感じなのかはわからないのですけど。