投稿日 2021年11月2日 最終更新日 2022年10月24日
オンラインゲームやソシャゲを始めて地味に10年以上も経ち、アレに課金したのは失敗だったとか、結果論としてアレはプレイしないほうが良かったなんて黒歴史もちらほら。そんな中でも明らかに無益だった課金黒歴史ベスト3をお送りします。
第3位:プリンセスコネクト Re:Dive(プリコネ)
ソシャゲの定番メーカーとなっているサイゲームズの作品。もともとこれをプレイするつもりはなかったのですが、1周年で数人に100万円分のポイントを抽選といったキャンペーンでツイッターが騒がしかったので、「どうせやらないけど応募だけしよう」と安易な気持ちで動かしたのが運の尽き。
周囲に流されたのもあってひたすらスタミナやマナに現金を投入し続け、2~3か月で20万円ほど突っ込みましたが、そもそもこの手のソシャゲはプレイ日数こそ最大のアドであり、1年遅れの差なんて多少課金したところで取り返しようがないものなのです。
それを悟った瞬間ふとやる気がなくなり、特に好きでやっていたというほどでもなかったのでログインしなくなりました。好きな人は好きなのでしょうけど、私はそもそもソシャゲを楽しいと思うタイプの人種ではないという、薄々感づいていたことを明確に再認識したことのみがこのゲームから得た知見だったと思います。あと、ソシャゲを後発でやっても何も良い事はない。
▲同期の中ではだいぶやりこんだので良しとしますか? いや良くない。
第2位:キングスレイド
ネットの知人から強く勧められたのでプレイしました。ひたすら放置するゲームだったのでまあ良いか、という安易な気持ちで「まずは初期投資」とばかりに1か月半で15万円くらい突っ込みましたが、出先でスマホ、家でPCで起動するためにアカウントを連携したのが運の尽き。
アイフォンだとフェイスブックアカウントでしか連携できなかったので、それ専用にアカウントを作成して連携したのですが、ちょうどその2か月後くらいに、ゲームの連携に使われていたフェイスブックアカウントが大量にBANされる事件が勃発。私のアカウントも無事BANされたため、ゲームの良しあしに関わらずにプレイできなくなりました。正直返金してほしいレベルの事故でした。
第1位:Tree of Savior
これは意外に思われるかもしれませんが、あくまで課金に後悔したランキングであり、プレイに後悔したランキングではないことがミソです。
第1の惨劇
オープンベータからR8時代までライマ鯖でプレイ。当時は640円の付与スクロール10個セットを大量購入。1枚たった3万シルバー×10で大量出品するという金策でゴリ押して数十万円を課金し、社畜でレベリングすら辛いスケジュールの中、何とかエンドコンテンツである大地の塔に通えるスペックの火力職を作り上げたりしました。
ロロパン20Fも踏破したので防具を集め、エレウォがメインディーラーだとソルミキはつらいのでドぺを育て、しっかり準備をしてソルミキを登ろうと思っていたのですが、確実にクリアするための計画がメンバーにはまだるっこしかったようで、アレコレあったため攻略パーティ自体が解体。ディーラー出してくれる人が他にいないんだから待ってほしかったですがね。これに関しては闇が深すぎるのでこれ以上触れません。
そのしばらく前には母体となったギルドもトラブルメイカーたちの力で崩壊し、プレイする動機が薄くなってしまいました。
上の記事のように、新生まで野良で出会った他の人たちとロロパンやソルミキの低層を登ったりしましたが、ソルミキまで登る相手を0から探すことはなかなか難しく、また新生が来てしまったのでやりがいも減り、できることはやり切ったということで休止しました。なので課金に関してはひどい無駄遣いをしたなと思います。
大地の塔に関しては、待機階などの完全に無意味な時間など意味不明なギミックや、通えば通うほど大赤字なためゲームを続けるための課金や金策が必要であったことなどの欠点は大きかったものの、大地の塔自体は攻略しがいのあるゲームとしては悪くなかったと思います。なのでゲームは否定しないけどプレイヤー問題でプレイ継続が困難になったという形ですね。
R8に関してはメインクエストの難易度が尋常じゃなく高かったこともあってプレイヤーが減少しましたが、個人的にはこのクエストが非常にやりがいもあって楽しかったです。冬の森エリアのフロゴーラやグリムリーパーなど、クエスト専用のボスが完全にエンドコンテンツレベルの強ボスでしたからね。これをエレウォ、ホプカタドラ、マスケの3キャラでやり尽くしたのはある意味最大の達成感だったと言えます。ToSをプレイしたこと自体に後悔したわけじゃないというのは、正直クエスト部分の割合が大きいところがあります。
第2の惨劇
R9時代に別ゲームで軽く知り合いだった人に誘われた形でジェミナサーバーでプレイ開始。しばらくは楽しくやれましたが、結局あまり定着しなかったためギルドに加入して遊びました。ベルカッパーや黒本会など非常に楽しかったですが、ギルドマスターが管理に疲れて離脱、そこからちょっと廃れていった感じがありました。
ジェミナ側がギルドで遊ぶようになった辺りから、ライマに残してあったキャラクターでも遊び始めました。こちらは資産もあったので比較的早めにキャラも整い、野良でベルカッパーに参加したりもしました。その後ギルド勧誘されて色々なコンテンツで遊び、GvGボルタも初期だけは何回か撃破することができました。
しかし結局、当時プレイしていた人にはおなじみの寡占独占体制によってボルタには近寄れなくなり、その間のトラブルでギルドマスターもログインしなくなってギルド崩壊。文字通りやることがない(ベルカッパーは卒業したし、ボルタやコロニーができないと本当に何もコンテンツや強化目標がなかった)状態になったため休止しました。
ガチャを数十万円回し、スキルの特性をいくつか100振ったり+16武器を作ったりベルカッパー全身超越10したりして、火力職として上位のフェンサーを作り上げたものの、1か月程度しか使い道がないままに無駄に終わってしまった2度目の無駄課金でした。
なお、リビルドによってアカウントを1つに絞る必要が出たため、先にコミュが廃れたジェミナを捨ててライマで遊んだ結果が上記の感じです。R9~R10環境は本当に神ゲーだったと思いますが、リビルドでプレイヤー同士を憎しみ争わせようというコンテンツがメインになってしまったゆえの悲劇でした。ワールドボスなんかも楽しかったな。非常にもったいなかった旧環境。
第3の悲劇
ToS運営からメールが来てソロ用コンテンツが充実したよ、という内容であったため、今度はライト課金でちょっとやるか、くらいのつもりで2021年12月に復帰。しかしこれは完全なミスリードで、ただの旧式型落ちダンジョンに過ぎませんでした。
Ep12に関しては、キャラクターを動かすことそのものはチャレンジモードなどによりある程度楽しめました。装備の情報が得られなかったためギルドに入り、そこから結局なし崩しに月額5~20万円コースで課金し、空き時間の多くを費やして金策もしつつ、アーク、ルシフェリーなどを揃えました。
結局このアーキ破片関連が鬼仕様というところがEp12~13環境の罠でしたね。レティーシャガチャのアーキ破片12個セットが20万円課金しても出なかったりという地獄を乗り越え、チャレも10キャラ以上をひたすら回し続けて装備を揃えましたが、バイボラレベル4がまだ残っている。
こればっかりは課金に頼らず地道にやるしかないかというところでゴッデスアップデートと諸々の緩和の告知。その後半年まともなアップデートが期待できないこと、その後プレイすればあっけなく装備が揃うことが分かってしまい、5か月ほどほとんどログインしない半休止状態となりました。この間にひたすら自動チャレを大量キャラで消化した勢と明らかな差がついてしまいましたが、かといってライン工と大差のない仕事を毎日やり続けるだけの生活をしようとは思えませんでした。Ep13アップデートによる自動マッチングゲーへの移行がなければ続けていたかもしれません。
そして9月にゴッデスアップデートが来たため本格プレイを再開。それ以降に関してはおおむね日記記事に記しているので知っている人は知っていると思います。これまで百数十万円を無駄にしてきた後のこのタイミングで、完全な重課金ゲーへとスイッチされてしまい、本当にすべてが無駄になった感覚がありましたね。
コンテンツもEp13からは非常に薄くなってしまったこともあり、流石にもう今まで同様の金額を投入しようとは思わなくなりました。
ということで、プレイに後悔はしなかったものの、2位までと比べてダントツに高い課金額と、その割にそれらがほとんど無駄だったという意味で、課金後悔ナンバーワンがToSとなりました。
現状のプレイ
とりあえず、稼働期間が常に月額5万~20万という状態の投げ銭で終わるのは流石に…ってところなので、ある種の意地でプレイそのものは継続することにしています。
私がオンラインゲームを”やめない理由“って、大抵は「一緒に遊ぶプレイヤーの存在があること」であり、やめる理由は「それが存在しないこと」なんですが、今回のToSに関しては完全にイレギュラーになっていますね。
ギルド無所属のソロ生活が1か月ほどになりますが、正直パーティを組んで行うべきコンテンツの重要性は全く高くないですし、自動マッチングがゲームの8割を占めている感現状、意外なほど支障は生まれません。本当に“PCでできるソシャゲ”になったんだなと実感します。
なので他プレイヤーとの交流がないソロ生活のデメリットと言えるものはせいぜい、ゲームに関する情報が一切入ってこないことくらいですね。本来的にはこれは致命的なのかもしれませんが、現状それを必要とするコンテンツもないので、賽の河原の石積みであるレリック強化、ゴッデス強化をしているうちは特に問題なさそう。
とりあえずこのゲーム、プレイヤー間のトラブルが原因でコミュ自体が崩壊して無関係のプレイヤーたちが被害を受ける事件があまりに多すぎるの何なんでしょうね? 累計プレイ期間が2年かそこらしかなくて、所属したギルドの総数も5個に過ぎないんですけど、合計で少なくとも4回起きている。
ただし何度も言いますが、ディープなメインクエストのストーリーやギャグテイストのサブクエスト(改変でサブは減ってしまいましたが)、マップやシナリオ展開に合わせた素晴らしい音楽や各職の武器エフェクトなどは本当に最高なゲームなので、シナリオを楽しむために遊ぶなどというスタンスなら十分お勧めできます。MMOなのでお使い耐性は必須ですけどね。
IMCは、ゲームリソースの開発に関しては非常に見るべきものがある開発力を持っていると思います。しかし肝心のゲーム内容に対するスタンスがかなり歪んでおり、人間の醜い部分をふんだんに盛り込んでしまうのが良くないところ。どこかの下請けとして動けば名作を生み出せそう。
あと、運営移管後に関してはあからさまに資金力が低下していると見られ、過去の開発物を流用や焼き直しして延命しているコンテンツがあまりに多い。すでに企業としての地力が尽きているのではないかと思ってしまいます。
ランキング番外
上位3位があまりに圧倒的であったため、辛くもランク外に落ちたゲームを取り上げます。
アッシュテイル
ソシャゲとMMOの融合体。MOBAをパクったようなギルド戦は結構面白かったり、アイデアそのものに見るべきところはいくつかありました。
それなりに楽しみはしたのですが、あまりに強い課金煽りと、毎日何時に〇〇、何時に△△と定時コンテンツにすべて参加しなければ他プレイヤーから置いていかれるシステムにより、これを続けたら人生を食われると思ってある日を境にログインしなくなりました。1か月半で15万ほどの初期投資だったと思います。
これもかなりのインパクトがある内容ではありましたが、他3つが強すぎたため惜しくも番外に。
パズル オブ ドラゴンズ(パズドラ)、モンスターストライク(モンスト)
それぞれ数か月だけ遊び、10万円ほどを投入したと思います。この辺のゲームは周囲での流行りに乗っかっただけであったため、特にモンストは身内でプレイする機会がなくなったことにより自然とやらなくなりましたね。無駄遣いだったとは思いますがそんなに痛手でもない一過性のブームでした。
その他無数のスマホアプリ
「どうせすぐやらなくなりそうだけど」と思いながら初期投資数千~数万円をお布施してあげたものの、やっぱりハマらなかったソシャゲは数知れず。なので結局私の結論としては、スマホでゲームをやる意義は薄いということになりました。
全体的な傾向として、課金した割に全然プレイをしていないことが、課金後悔度を高める要因であるといえます。
本当はこの記事で、後悔してないランキングやその他ゲーム遍歴も書く予定でした。しかし5000文字近くなってしまったのでこれ以上増えると読みづらくなると思い、記事を分けることにします。