今回は、コメントで頂いた質問に回答します。どれも価値観によって答えが変動する内容だと思うので、こういう考え方もあるという程度で読み流してください。
今回お答えする質問 1.アラドの無課金ユーザーは課金ユーザーに諂うべきなのか。 2.ディーラーはバッファーに諂うべきなのか(逆も然り)。 3.日本も中国や韓国のように、不足しているロールに対して インセンティブを支払う形で回した方が良いのか。 4.今でもたまに見かける「挨拶しなかったから遮断した/追放 した/PT脱退した」という挨拶必要なのか問題について。 5.軽症~中等症である回線が悪い人と遭遇した場合、 指摘すべきか、遮断等で関わらないようにすべきか、 黙って我慢する方が良いのか問題。
Q.アラドの無課金ユーザーは課金ユーザーに諂うべきなのか。 Q.ディーラーはバッファーに諂うべきなのか(逆も然り)。 A.諂う必要はないが、嫌われる言動をするなら自己責任。
オンラインゲームのユーザー同士には枠組みとしての上下関係は無いし、課金額やロールによって「偉さ」や「階級」が設定されているわけでもありません。
他人に対する関わり方は千差万別なので、もし感謝としての下手に出た発言を行うのも自由だし、そういう気を遣う言動を行わないのもまた自由です。
まあ、コミュニティに貢献するためだけにバッファーを複数育てたりしている人に関しては、感謝の念くらい持ってあげても罰は当たらないとは思います。しかしそれも敢えて態度に示さなければならないことは無いと思います。
逆に「課金してるから偉い」と触れ回る輩については嫌われたり疎外されたりしても自己責任ですね。このタイプの人がアラドにいるのかは知りませんが。
他に、こうした物事を敢えて問題化させてコミュニティの環境を悪化させるタイプの人や、固定で多少の協力(最低限のバッファー育成や、稼働キャラのレイド参加基準達成など)を求められても一向に対応せず、基準不足のまま参加し続ける人、そもそもの他人に対する態度が悪い人などは一定数存在すると思います。
上記のようなタイプの人は、諂うかどうか以前の問題として、他人に嫌われて疎外されるのは心理力学的にこれまた仕方のない事だと思います。
Q.日本も中国や韓国のように、不足しているロールに対して インセンティブを支払う形で回した方が良いのか。 A.どうしても足りなければ選択肢の1つとして考えれば良い。
この質問は中韓サーバーにおいて例えば、「バッファーで参加してくれたら5M払う」みたいな募集が当たり前になっている現象を指しているのだと思います。
日本人は比較的、コミュニティ帰属意識の高い人が多い民族のようで、何だかんだトータルではバッファーが足りているという状況でここまで続いています。何なら1人が10周中3~4キャラ出してくれるなんていうボランティアのようなキャラ稼働を行ってくれる人も、ゲーム内には確かに存在しています。
しかし、110レベルキャップにおいては韓国の状況と同じく、ソロプレイで進められるファーミングダンジョンをみんなソロで済ませてしまい、さらに上位のダンジョンにバッファーが参加できない問題などは、浮上する可能性が無いとは言い切れません。
その結果「育成が進んでいて入場料もしっかり持っているバッファー」がどうしても足りない現象は十分に可能性のある事です。
これを根底から回避する方法は、フレンドや固定メンバーのバッファー育成を手伝ってあげる事に尽きるとは思います。
野良参加が主な人は、現在の日本アラドで行われている「支援相互」つまり「n人PTをn周消化し、全員がバッファーを消化できる」方法をとる手段もあります。ただしこちらスペックを満たしたキャラを複数維持しておく必要はあります。
これらの手段を用いられない場合や、多人数レイドにおいて人数が不足している場合に、募集にどうしても目当てのロールが来なければ、お金を払って解決するという方法は確かに現実的にやむを得ない手段かもしれません。
時間とは資源(資産)であるという感覚に立てば、30分とか1時間とか待ち続けるくらいなら、100円単位のお金に相当するゴールドを支払って解決してしまう方が明らかにコストパフォーマンスはマシですからね。
私の場合は、そうした無駄な待ち時間が嫌なので固定レイドを維持しているという側面もあります。単にフレと遊びたいからというのも1つの側面ですが。
ともあれ、どうしても募集で集まらない場合に目当てのロールを出してくれた人にお金を払う方法は、積極的に採るべき手段とは思いませんが、最終手段としては別にダメな事ではないと思います。
今回はバッファーを例に取り上げましたが、今後は「最高難易度を担当できるディーラーが足りない」なども出てくるのかもしれませんね。オズマ3段赤を担当できるディーラーが足りない、など野良ではすでに起きていたりするのかな?
Q.今でもたまに見かける「挨拶しなかったから遮断した/追放した/ PT脱退した」という挨拶必要なのか問題について。 A.システム上のルールは特にないので、 対人関係の問題として捉えるしかない。
そもそも「今でもたまに見かける」という点がなかなか闇深いですが(特に知らない話なので)、あいさつの有無に関しては他ゲームでも問題になることはありますね。
これに関しては完全に対人コミュニケーションの話なので、以下の3点が全ての答えだと思います。
対人トラブルの対処法 1.嫌われる行為をした人は嫌われてもしょうがない。 ⇒あいさつしないから遮断される、など。 2.逆に嫌われる行為を物理的に抑止する手段もない。 ⇒あいさつしない人が野良に参加するリスクは回避不可。 3.どうしても抑止したいなら交流重視のコミュニティに 参加するか、自分で立ち上げるしかない。
挨拶をしないという行為は、ルール違反ではないので野良で抑止することは不可能です。ただし挨拶せずに遮断された人は因果応報でやむを得ないことだし、遮断する人がいることそのものはある種の自然現象なのでこれまた止めようもない。
とはいえリーダーとしての追放や間接的排除としての遮断はともかく、あいさつしない人がいたからPT脱退する、という行為がもし存在しているなら、これ自体もまたトラブルを生む行為なのであまり他人を批判できたものではないと思いますが。
こうしたトラブルに関しては、PT募集の人選基準がリーダー個人個人にゆだねられているように、それぞれの人によって対応が異なるのは当然のこと、という客観的な見方で流すしかないと思います。そのうえで自分がとるスタンスをどうするかもまた自由です。
ちなみに、ソシャゲ(スマホアプリ)を主流として、「定型文による挨拶が自動的に行われる仕様」というのも存在していますね。正直のところそんなあいさつに意味があるのか疑わしいですが、上記のトラブルを自動的に回避する方法であるのは確かです。
Q.軽症~中等症である回線が悪い人と遭遇した場合、 指摘すべきか、遮断等で関わらないようにすべきか、 黙って我慢する方が良いのか問題。 A.身内か知り合いか野良かでも対応は変わりそう。
これは私の場合ですが、固定やフレンドなら普通に言います。野良の一期一会の場合は支障がなければ問題視しませんが、致命的な問題が出た場合は「同期ズレで攻撃が通らない」など報告します。
あるいは、致命的ではないが支障がある場合は「PCマークついてますね」くらいなら野良でもさりげなく伝えることはできると思います。
もし野良で頻繁に遭遇する相手の場合は、リーダーが顔見知りなら、回線問題を抱えているのが誰かを伝える可能性もあったかもしれません。ただし、ルークレイド以降のコンテンツでは決まったレイドしかいかないのが基本なので、あまりそういう事案に遭遇しないのは確かですね。
遮断云々に関しては、野良パーティを普段立てている人が「リスク除外」のために遮断することをダメな事ということはできないと思います。これもまた対人関係の問題に類する話だとは思います。
以上、頂いた質問の中から、パーティプレイに関係するものについて回答しました。このタイプの問題は基本的に、価値観が違うと答えも違う話なので「正解を出そうと議論する」と話がかみ合わない人が多くなる思います。
なので、違う価値観もあるんだから答えを出そうとしない&強制しないことが80点の客観的な回答だと思います。合わない人同士が無理に接点を維持し続ける義務もありませんからね。「分かり合えないということを分かりあう」というのは、現代のグローバル&インターネット社会では必須のスキルです。
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何が「当たり前」か変わると話の土台が全て異なるので、対話を行っても「ちょっと何言ってるかわからないですね」となってしまう。そういう認識のずれが、行動のアンマッチを招くと言えます。