投稿日 2022年6月3日 最終更新日 2022年6月3日
サクセス、栄冠ナイン等で作成した選手もそれなりに人数が揃いました。そこで、2チームに分けて観戦試合を行い、動画撮影してみました。
紅白戦の模様
チーム分けの基準は選手につけた名称なので、強弱はわりとランダムです。その結果、投手力はLKチームの方が上、野手能力はなしチームのほうが上になっています。
それなりの接戦になったと言えますが、ゲームの勝敗を左右するのが「ホームラン数」であるという大味なゲームになりました。
試合結果からの考察
他にも数回の試合を行ってみましたが、CPU操作では全体的に「投手力や守備力が一定以上のチームを相手にすると、得点力のほとんどをホームランに依存するしかない試合になる」という傾向が見えてきました。
投手力は、評価点550以上の選手だと本当に誤差でしかない(または高くても強いとは限らない)傾向がちらほら。そもそもコントロールやスタミナが条件に入っているので当然といえば当然かも。
球速も、150km/hの選手と165km/hの選手で後者の方が失点しにくいという感じでもないですからね。行きつくところはホームランを何本打たれるかだし。中継ぎや抑えだとスタミナが低いのでもう少し評価点低めとの比較でも誤差といえるでしょう。
細かい特殊能力による差異はあるのでしょうが、それにしても代わり映えしないので、逆に「明確な差をつけるのはどんな要素か」というのも気になります。とはいえさすがに1個1個検証しても、その先の目的がないので感想程度にしておきます。
強いて言うなら、逃げ球や重い球などのホームラン発生確率を下げそうな特殊能力が効果を発揮しそうなイメージはあります。
守備能力のインフレ
守備面については、基本的に守備シフトの意表をつく形の打球のみがヒットになる傾向が見えてきました。通常のプレイではヒット性になる打球も普通に捕られます。野手の守備力や走力が高いと、ファインプレーは行われることが前提でありすぎます。ある意味プロ中のプロの野球ではありますが。
パワフェスの味方や、サクセス初期の敵チームが「どう考えてもアウトにしかならない打球」を捕れない現象とは対照的ですね。守備能力の大切さがうかがえます。パワフェスの場合、自分で操作してすらなかなか動き始めてくれないですからね、守備担当の選手。
他の試合では、明らかにホームランでしかない打球をスーパージャンプで捕球する外野手も見られましたし、外野フライに関しても守備範囲の広さが異次元級なので、ライト=センター間に落ちる打球やファウルラインすれすれの打球も普通に捕球。
こうした守備面のインフレが、CPU操作の試合がホームランに依存する傾向を生み出している側面は強そうです。
それでも行わないバント
もう一点、CPUは送りバントを全然してくれません。チーム方針で送りバントを多いにしても、一切してくれません。何ならピッチャーの打席ですらしてくれなかったりしますから(ミートCあるからというのもありそうですが)、方針とは何なのか。
もしかしたらCPUは、打撃能力が決定的に低い選手でなければバントのフラグが立たなくなっているのかもしれないですね。とはいえ前述のように、ホームラン以外のヒットが2本3本と連続で出る可能性が致命的に低いのがオリジナル選手同士の試合のため、送りバントを積極的に使えれば勝ちの可能性は間違いなく高まります。
つまり、小技の野球を行ってくれないためにホームランへの依存度が高まっているという要素も強いということです。一方、盗塁はちらほら行っているようですが。
細かな不便点
あとこれは試合内容とは関係の薄い話ですが、試合開始前の設定の中に「選手の調子を固定」する項目がなくなっていたのが地味に不便ですね。
今回のような1戦の結果を見ていく場合、選手全員の調子を普通あるいは好調あたりで固定して平等性を高めたかったのですが、少なくとも観戦ではできなくなったようです。
そのため、絶好調や絶不調の選手がいない&2チームの調子差が極端ではない状態にするため、何度も試合設定をやり直すという手間がかかります。
以上、オリジナル選手同士の対戦動画とその考察でした。CPU観戦だとホームランの本数を競うゲームになってしまうようなので、選手育成はこれ以上行う必要もほとんどなさそうです。
フレンドとの対戦など行うなら、という感じはあるでしょうが、割とみんな他のゲームで(アラドばっかりやってる人もいるな)忙しいようなので、同レベルの水準で試合を行うならやっぱりこれ以上育てることにはならない予感。
よって、今後パワプロをプレイする場合はパワアリーナのチャレンジ項目を埋めるのが目的ってことになるでしょうかね。あとはマイライフがロマン的プレイの材料になるくらいか。
と、ここまで書いていて思いましたが、「ひとりで」モードの対戦で監督試合を行うのはありか。フレンドとやることしか考えていませんでしたが別にそういう手もありましたね。