投稿日 2022年5月9日 最終更新日 2022年5月9日
前回の記事で優勝の後、マイライフで遊ぶ(二刀流目線)ことを意識して、投手を重点的に育成してみました。育成の経過とオートペナントでの成績考察、さらに全体の振り返りをまとめます。
育成結果
球速とコントロール、スタミナや変化球という基礎能力は文句なしになったと思います。球速170km/hを目指しても良かったのですが、縦方向の変化球を覚えることを優先しました。4球種は栄冠ナインだからこそのロマンなので。3球種7変化量もロマンですけどね。
特殊能力も金特は1つながら、キレやジャイロボール、尻上がりや対強打者という有用そうな能力が揃っているのは◎。この辺りは試合で覚えたものが多いです。ですが、ノビの初期値がEだったのを伸ばせなかったのはかなり痛い。
注目選手への選択も優先的に行ったこともあり、高校の大会防御率は0.63とよくわからない数値になっています。
▲野手能力もピッチャーにしては育ってくれました。
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1年生から試合に
プロ入り時の能力を意識する場合、目当ての選手は1年生から積極的に試合に出します。最も優先度の高い選手はできればスタメンで1枠取りたいところですが、不可能でも代打や守備交代などで途中出場させていきます。代打や守備交代はむしろ優先度の低い選手でも多用したいところ。
とはいえピッチャーは実力不足のまま登板しても試合を壊してしまうリスクが高いので、今回は最初の練習指示で外野手へのサブポジ取得を行いました。外野であることに深い意味はありませんが、少なくともセカンドやショートは辞めた方が良いと思います。
そしてレフトとして毎試合出場させることで、1年生としては比較的高い能力に仕立てあげていきました。野手能力が高めなのはこの辺の動きも関係しているのかもしれませんね。
1年秋からは主力に
夏の甲子園が終わり、3年生エースが引退しました。この年の夏の甲子園は初優勝を強く意識していたこともあり、2年生投手はほぼ試合に出していません。現実世界なら明らかにダメなレベルでエース投手の完投を続けさせました。
そのため、秋時点で1年生の育成投手は2年生に引けを取らない能力まで育っています。というか2年生が平凡すぎますね。
というわけで、秋の大会から早速、育成選手を先発投手として出場させることにしました。幸いコントロールC、スタミナもDの後半くらいだったと思います。
試合を勝ち進むことでスタミナは自然とCになり、無難に完投または終盤まで投球できる状態に仕上がりました。注目選手セレクトの甲斐もあってか、炎上することもありません(選べる機会が多かったのは幸運)。
その勢いで、何と秋の大会も優勝してしまいました。甲子園優勝年の2年生たちなので、打撃力に問題がなかったことも大きいですね。
またもや秋春夏連覇
そこからの育成過程は通常通り。ただし練習内容や注目選手へのセレクトは相変わらず育成選手を主眼において進めていきます。
チーム方針は打撃力重視にしましたが、投手練習でよさそうなものがあればそちらを優先します。2年生(新3年生)の野手は前述のとおりかなり優秀なメンバーが揃っていた上に、育成投手は相変わらず炎上することもなかったため、安心して各大会を制覇しました。
なお、この夏の段階で育成投手の弾道を2に上げています。やはり弾道1だと若干物足りない打率で、指示出し時の打撃結果もきれいなヒットは打ちづらい感じだったので、そういえば・・・と思い出した結果です。1年生のときにやっておけばよかったと思いました。どうせ二刀流目的の選手なので練習期間を割くのは悪い事ではないと判断しました。
なお、2年生の秋もしっかり優勝しています。さらに、まだ2年生なのに世界大会への選出もしてもらえました。さすがに金特はもらえないようですが、この選出は大きかったのではないかと思います。
春の大会での危機
その後、3年生になる前の春の甲子園でも見事優勝したのですが、この春は注目選手に全く選ばせてもらえませんでした。
すると、操作ターンが回ってこないうちに3点か4点ほど取られた試合があったのですが、試合後にスロースターターがついてしまいました。めちゃくちゃ痛いです。
必死になってOBのプロ野球選手マスに止まった結果、何とか解除してもらえましたが、これは運が良かったと思います。ここで思ったのが、注目選手ではない場合に先発登板させるのは、もはや育成機会を得るメリットよりも赤特がつくデメリットの方が明らかに強いということでした。何しろ評価点800を超えていますからね、すでに。
あと、一度対ピンチがEまで落ちてこれも改善したような気がします。うろ覚えだけど。
3年の夏は惜しい結果に
夏の大会はそこで、比較的しっかり育った別の3年生投手に先発させました。この投手の成績自体は決して悪くなかったのですが、3年夏の大会の地区決勝の相手が明らかに全国トップクラスの高校。
まさかの敗退を喫してしまいました。先発投手は2失点したものの、6回までそれなりの好投を見せてくれましたが、相手投手が評価点500越えというかなりヤバい相手。
一方、自チームの野手は決して悪くない能力なのですが、前の学年と比べると圧倒的な能力を持っていません。
無難にミート高めで揃っていますが、あくまで指示出し前提、またはつなぐ野球で勝てる見込み。プロ入りしてもサクセス選手の方を優先してしまう能力といえばわかり易いでしょうか。
前の学年が強すぎたので気づきませんでしたが、この学年にもパワーヒッターをもっと育てておくべきだったかもしれません。また、投手成績を維持するために守備を重視しすぎたきらいもあるかも。それくらい失点自体がほとんどないチームだったんですよね。
ただし、多くの試合で失点を低く抑えられていたこと、指示出し中の守備の動きが目に見えて違うことから、やっぱり守備力は大切という側面もあります。バランスが大切ですね。
あとは、能力のわりにイマイチ打率が上がっていない(経験からの感覚です)選手が多い。4割打てる選手がもっと必要でしたね。ミートS勢が思いのほか伸びない。
その後気づいたのですが、最終奥義「魔物」を1人も使えなかったのがこの学年の失敗でした。あまりに無難に勝ち進みすぎたため、後から気づきました…。
▲余談ですが、1学年上ではこの選手が無双してました。
最後の夏は、対戦相手の高い投手力と自チームの「スペックはあるはずだけど物足りない」打線がうまくかみ合ってしまい、肝心のチャンスがほぼ回ってこない状態で敗退してしまった形です。まさか甲子園進出すら無理とは思いませんでした。合宿が…。
正直、3年の夏こそ一番大切な大会であるだけに、「それ以外全部優勝」というのは優先順位が逆すぎたと思います。とはいえ、育成投手に赤特がついてしまうと本当に最悪なので、運は悪かったが不幸中の幸い(スロスタ削除)であったと思っておくことにしますか。
▲プロ入りはしないわけがない。
ペナント回しの成績
一応の完成を見たので、オートペナントを1年回して他投手と比べてみます。各選手の能力は前回の記事より。
▲防御率だと若干劣るか…。
▲gyazoで切り取る位置を間違えてますが、一番左の行は被本塁打率です。どうやら防御率が上がった要因の1つがこれのようです。となると、ノビEが最大の原因なのではないかと思えてきます。コントロールは最大値だし。
●QS(6回以上自責点3以内)の割合は88.0%
●HQS(7回以上2点以内)の割合は72.0%
「他の育成選手と比べた場合に限って」は若干劣っています。さて何がどうなっているのか。なお、奪三振率は12.3%と圧倒的1位です。変化球や球速の優秀さはこういった側面で発揮できている気がします。
●K/BB(奪三振/与四死球)は圧倒的数値。 ●WHIP(投球回あたり与四球・被安打数合計)も0.72で同率3位。 ●FIP(守備力に左右されない被本塁打、与四死球、奪三振による指標)は1.64で2位。
ここで少しわかりました。防御率とFIPの差は他の選手よりかなり控えめになっています。どうやら守備が絡む失点の側面が強いようです。やっぱりたった1年、登板回数20回台だとデータとして物足りないところはありますね。
確かに被本塁打率は若干劣りますが、基本的なスペックが劣っているというわけではないようです。安心しました。被本塁打はやっぱりノビが悪い点でしょうかね。
▲この辺の記録や賞はしっかりとってきました。ちなみに打率も3割弱出てたり。
その他振り返り
栄冠ナインでの育成に関する改善点はプロセスの中でも述べたことのほか、細々とした練習の使い方なども少しずつ洗い出すことができた気がします。また、天才選手やOBならもっと育っていたことが考えられますね。
しかし栄冠での投手重点育成は正直、もうやりたくないですね。野手と異なり、常に炎上⇒赤特獲得のリスクにおびえながらプレイするのは心臓に悪すぎます。スロスタがついた時は正直終わったと思いました。
また、栄冠での育成投手は総変化球を除けばサクセスより不利と思われる点も、手間に見合っていない感はありますね。今回は野手能力も担保したかったので悪くありませんが。
やっぱり気楽に育てられる野手のほうが良いな。というか今回は単純に栄冠よりサクセスの方が選手育成に向いている気がします。たまに先ほどの野手みたいなのも生まれるということは分かりましたが。栄冠はあくまで栄冠として遊ぶのがベターかも?
初優勝の学年から3世代を経て、ぽっぽ高校の黄金世代とでも呼べる面々がみんな卒業しました。ある意味栄冠ナインは燃え尽き期に入ったと言えるかも。これからは気が向いた時or毎週1学年だけ卒業させてオンライン大会くらいがベターかな。