投稿日 2022年9月16日 最終更新日 2022年9月16日
今回は、2022/9/7のエピック改変で大幅に強化された「オブジェクト」、つまりプレイヤーのスキルとは別に発生する攻撃判定(例えばメテオなどの元素攻撃)を主軸に置いたセッティングについてまとめます。
オブジェクトセッティング例(2022/9/7時点)
上着:土で作った自然 パンツ:息づく自然の生命 肩防具:花開く自然の生 ベルト:純粋な自然の理 靴:循環する自然の摂理 腕輪:小さな葉の純粋さ ネックレス:※高揚した憤怒のネックレス 指輪:はっきりする消滅した思念 補助装備:掘削強化パーツ 魔法石:※未知の黄金碑石 イヤリング:※黄昏の星団 ※=調整枠 「イスピンズ」ダンジョン実装後はネックレスが「まっすぐな者の理念」 で固定となります。オブジェクトダメージが30%増加します。
防具5部位は必須枠でこれだけでも最低限の運用は可能。腕輪&指輪は次点で入れたい枠。補助装備はそれ自体も強力かつ腕輪の発動率を高める枠。それ以外の部位が調整枠となります。ただしネックレスは上記の通り、イスピンズ固有エピックに今後差し替えることになります。
自然セッティングの狩り動画
まだ腕輪と指輪を揃えていませんが、防具5部位で適当に殴るだけでもMP過剰消費セッティングに引けを取らないクリアタイムを出すことができます。ヒット数の多いミラクルシャインや勇猛のアリアをボスで使えるように意識する程度かな。
ちなみに一般ダンジョンや上級ダンジョンの「スキルを使用せずにクリア」業績にはこのセッティングが最も適しています。自バフすらできないらしいですからね。
オブジェクトダメージの仕組み
装備オブジェクトは赤枠で囲ったような、「敵の防御力とは無関係に被害増加の合計数値の〇〇〇%のダメージを与える」オプションとなります。攻撃時に確率で発動し、クールタイムも非常に短い(改変で短縮された)ので、ヒット数が多ければ怒濤のごとく攻撃が発生します。通常攻撃でも問題ありません。
オブジェクト特化の特徴としては「ソロならどんな職業でも(スキル構成が貧弱なバッファーでも)ヒット数さえ稼げば一定のダメージを与えられる」メリットの反面、「バッファー込みのPTだと相対的に弱くなる」デメリットがあります。基本的にソロプレイに特化していると思った方が良いです。
例えば被害増加20万のキャラクターが「被害増加の合計数値の200%」のオプションで攻撃を加えたとき、敵がどのようなモンスターであろうとも、自キャラのスペックがどうであろうと、バッファーによるバフがあろうがなかろうが、固定値で20万×2=40万のダメージを与えます(実ダメには若干のブレあり)。
つまり、オブジェクトのダメージを上げたいなら被害増加を上げるしかないということです。エピックの種類とオプションレベルと、課金アイテムの被害増加%の3つだけが影響を与えます。
力知能や物魔独、属性強化などが一切の影響をもたらさないため、強化や増幅をやりこんでいるキャラクターにとっては本領を発揮しづらいオプションになります。そのためサブキャラやバッファーがソロプレイを意識して用意する装備としても便利です。
バッファーがバフ用装備と併用する場合、決して強力ではありませんが視野に入れても大丈夫なスペックです。防具のバフ力はすべて1958なので決して低くはない。右側はセレクト次第で変動し、例えば上記の装備であれば指輪や魔法石、ネックレスがちょっと低めではありますが、これも決定的な差ではありません。ただしクール減は稼げません。
ちなみに、キャラのスキルによるダメージも決してゴミになるわけではなく、スキルとオブジェクトの対ボスダメージ比率は大雑把に見て半々と見て差し支えなさそうです(キャラスペックと職によって振れ幅はかなりあります)。
▲PTプレイだと敵のHPが20倍前後になるため、いくら日本の被害増加が韓国より3~4割程度高めだと言っても、バッファーの恩恵を受けられないオブジェクト攻撃のダメージは残念にならざるを得ません。
自然セッティングの注意点
オブジェクト特化の装備にする際には1つ注意点があります。パンツ以外の防具4部位の元素攻撃オブジェクトは属性強化によって内容が変動するため、すべての属性強化を250以上にするように調整しなければなりません。
ディーラーならアクセへの全属性付与が必須かも。バッファーの場合はステータス付与でソロ時のみ全属性強化が伸びるので比較的構成しやすいです。
そのため、自然の守護者セッティングの自由枠はまず全属性250以上にするために属性強化が上昇する装備を組み込み(足りているなら無しでOK)、それからできるだけ被害増加数値の高いエピックで残りを埋めるという調整をすることになります。
ちなみに、名声が低いうちにセイクリッドを使う場合、オブジェクト効果に影響するのは属性強化オプションのみとなります(キャラ本体の火力は別)。
各部位のエピックについて
では、装備構成の判断基準とその選択肢の例について個別に述べていきます。
防具5部位:自然シリーズ
前述の通り、防具5部位は必ず自然シリーズのエピックで統一する必要があります。逆にここだけ整って(属性強化250も満たして)いたら、一般ダンジョンで狩りをするのに大きな支障はなくなると思います。属性強化数値に応じた元素攻撃が発動し、特に靴は集敵効果もあるので雑魚狩りがはかどります。
腕輪:小さな葉の純粋さ
感電状態の敵を攻撃すると、MPを消費してEMP攻撃を発動するオブジェクト装備。理想的なダメージを出すためには必須。自然ベルトに感電付与効果があるので発動条件には問題なし。ただし雑魚集団に使うとMPがゴリゴリ減るので、使う場合は思念指輪とセットが望ましいです。
妥協で構成する場合は適当に属性強化か被害増加の高いエピックで埋めることになり、装備オプションレベルが成長するまではここにセイクリッドを着ける選択肢も(その場合は属性強化つきの装備が無難)。
指輪:はっきりする消滅した思念
小さな葉腕輪のMP減少効果を相殺するための装備。MP50%未満のときに毎秒4%のMPが回復するため、EMP攻撃による減少を上回る回復速度を見せます。
上記の腕輪を使わない場合は適当に属性強化または被害増加の高い装備を使用しましょう。あるいは本体スキルのクールタイムを減らすツートーンリングも可。
ネックレス:自由枠 ※イスピンズ実装後は固有エピックで確定
巷では「高揚する憤怒のネックレス」が火力目的で適していると言われています。ただしこのネックレスの被害増加数値はそこまで高くなく、属性強化上昇量も普通です。
オブジェクト攻撃は防御無視のため憤怒首の防御無視オプションも発動しませんし、本体火力を少しでも上げておこうという程度なのかも? 一応、110レベルダンジョンの敵の防御力はサンドバッグよりはるかに高いので、キャラ本体のスキルに関しては他のセッティングでも強力なエピックとなります。
属性強化を確保するための部位にするなら、「守護竜の庇護」を装備して40レベルスキル使用によるオプションを維持するか、「ファーストスペード」で魔法付与効果を2倍にするのが最もお手頃です。別に他の装備でも250に足りれば構いません。
一方、オブジェクトの攻撃力に全振りするなら「閉ざされた領域」フル発動時の被害増加はやっぱり強力。あるいは条件なしで被害増加を上げるなら「絶対感覚の方位球」の数値が地味に高い。何にせよ現状は自由枠って感じです。どうせつなぎだし。
補助装備:掘削強化パーツ
敵を感電状態にする効果があるので、腕輪の発動率をさらに高めてくれます。また被害増加数値も非常に高いし、オブジェクト攻撃オプションもある。被害増加のみに特化するならオプティカルコンバットグラスでも良いですが、意外と掘削パーツとの差は小さいんですよね。
属性強化を確保するための部位にする場合は「竜殺者の証」のオプションを発動するのが最もお手頃。60レベルスキルを1でも良いので振って使用しましょう。
魔法石:自由枠
火力を上げる目的なら、オブジェクト攻撃を持つ未知の黄金碑石が無難。属性強化が足りないなら「偽りの中の偽り」で付与2倍にするのがお手頃ですが、被害増加数値は低くなります。
それ以外のエピックにするなら各属性抵抗の魔法石が意外と被害増加もしっかりした数値だったりします。被害増加全振りならミニバッテリーパック。
イヤリング:自由枠
素の被害増加が高いのは黄昏の星団で属性強化も+15されます。全属性強化を上げやすいのは各属性イヤリング。他にはクセが強いものの小型戦術フレアも被害増加と属性強化を両立した装備で、各速度も上がります。
ちなみに、セイクリッドを含めるなら属性強化を最も高められるのは霊宝セイクリッドで、次点が奈落セイクリッドです。ただしセイクリッド専用オプションなので元が低ければ業師が必要。つまり名声が低い間はセイクリをイヤリングにするのが最も無難。
課金アイテム枠
称号は被害増加%ができるだけ高いもので確定。クリーチャーやオーラアバターでもできれば被害増加を稼ぎたい。バッファーで火力用クリーチャーを用意するのが厳しい場合は「神聖なる黄金の麒麟」などの属性強化が上がるものを使用すると少しはお得感が出ます。
コレクトボックスは被害増加と属性強化のどちらでもかまいません。バッファーなら無理に火力用を用意しなくても良いと思います。
まとめ ●防具5部位は自然シリーズ必須。 ●小さい葉の腕輪&思念指輪を可能ならセットで。 ●その他の部位は属性強化250を確保したうえで、 できるだけ被害増加を高めるように構成する。 ●称号クリオーラも被害増加と属性強化を上げるのに貢献。
以上、オブジェクト攻撃に特化した“自然の守護者”セッティングについてまとめました。ソロ専のサブキャラクターまたはライトプレイヤーや、ソロ狩りもしたいバッファーの装備としては非常に有用かつ強力です。
PTプレイでの火力が残念なことや、バフ用装備としては妥協品となるという点はありますが、それを分かった上で活用できれば十分に重宝すると思います。
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