育成した選手を入れたチームを作成し、オートペナントを10年間回しました。先週の途中で開始したので、育成した全選手が入っているわけではありません。最初はデータ取得など深く考えていなかったので初期設定に近い状態で回しましたが、成長なしが良かったですね。まあ参考程度に。
投手篇
意外と拮抗した成績を出してきました。防御率は概ね1点台前半。K/BBが5前後(奪三振率と四死球率の比率。3.5以上が優秀らしい)。WHIP(投球回あたり与四球・被安打数合計)は0.8前後と完全にエース級の成績を残しています。
どの選手も1年あたりのQS(クオリティ・スタート。先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えた記録)はおおむね20回以上。沢村賞を獲得する割合が高かったのはごまきゅうですが、年によって変動はありました。ごまきゅうはノーヒットノーランと投手四冠王、しわたまは投手四冠王を一度ずつ達成しています。
一応、3選手の能力を再び貼っておきます。
赤味噌が評価点では100ほど下なのに健闘しています。
野手篇
通算打率ランキング
打率順だと登板回数の少ない数合わせピッチャーが上位に紛れてしまい、リストから除外することができないので困ったものですね。とはいえ打数順にすると今度は順位が見づらかったので打率順にしました。数合わせのキャラは無視してください。投手の防御率が圧倒的な数値であったのに比較すると、野手の打率は比較的抑えめに見えます。
1位:雛姉ー(.345)
最初の数年間には完全に無双状態で二冠王は当たり前、時には三冠王も獲得したり打率4割を突破したりしましたが、どこかのタイミングで併殺を取得してしまったため打率が落ちました。とはいえ年間MVPをほとんどの年で獲得したその実力は健在。
余談ですがこの選手、監督にしたときの特殊能力も面白い。
2位:さばぽっぽ(.342)
ミート走力のみAでアベヒもパワヒも持っていませんでしたが、意外なほど高打率を獲得しました。チャンスメーカーやチャンスA、内野安打などが効いたのかな。打数は若干控えめですが。
3位:エドヴァルト(.342)
基礎能力が高いのもあり妥当な線です。特殊は細かいものが多いですが、その分汎用的にステータスがアップしているのかも。
4位:銀梓(.335)
基礎能力は無難、特殊もピンポイントで有能なものが多い。ブレが生じにくい選手だと思います。
5位:城味噌(.331)
意外と健闘しました。走力の高さとチャンスメーカー、対ストレートが効いたのかな?
6位:ふなぽっぽ(.330)
サクサクセスで適当に作った選手。ミートの高さがそのまま打率に直結する良い見本ですね。ただし打席数は控えメンバーのため少な目。
7位:やたがらす(.327)
ほぼほぼ基礎ステに依存した能力。基礎ステの恩恵の高さと、特殊能力はやっぱり大切という2つの側面をわからせてきます。
8位;ばるかん卿(.323)
特殊能力が比較的打率に影響しづらいものであるためか、思ったより控えめな成績。後述する本塁打率の高さも何か関係があるのだろうか。もしかして強振多用してる?
9位:さなぎ(.311)
打席数が少ない選手は飛ばしました。単なるオールAだとこんなもんって感じですね。しかし後述する本塁打率が2割と高いのが謎。やはり強振の使用頻度なのか?
10位:いえーぬ(.295)
打撃に注力させていないキャッチャーなのでこんなもんでしょう。今度しっかりとしたキャッチャーを育成したいですね。必要特殊能力がいくつもあるので育成難易度が高く、どうしても後回しにしてしまいました。
通算本塁打ランキング
通算本塁打ランキング。こちらは打席数が影響してしまうので一概に評価できませんが、パワーA以上あるかどうかで明確に分かれている感がありますね。1位の雛姉ーの本塁打率は、パワーヒッターを所持している割に意外と控えめ。単純にホームラン以外の安打に割くリソースが高いのだろうか。
やたがらすもパワーヒッターを持つ割には本塁打率が控えめ。むしろ4位以下のパワヒ未取得のメンツが約2割の本塁打率となっているのは興味深いです。緑特殊がなくても、選手によって強振の使用率が異なるのだろうか?
通算OPSランキング
出塁率と長打率を足し合わせた数値であるOPSの通算成績ランキング。打数の少ないピッチャーはさておいて、9位までのメンバーは通算記録2位である松井秀喜の0.996を超える数値を出してきている強い。1位の王貞治の値が1.080らしいので、これを越えられたのは雛姉ーだけですね。
※4位の256さん、5位のかずたま、6位のしわーぬは控えメンバーのため打数が少ないゆえに除外です。
シーズン最高記録
球界記録は見づらいのでチーム記録より。打撃に関する成績の多くで高数値を記録していますが、盗塁はおそらく指示数自体が少ないことから、最多でも27盗塁と控えめです。三塁打は今のパワプロの仕様だと古代の記録を抜くのは難しいんじゃないかな…。
シーズン記録を球界の歴代順位で見たとき、打率は1位、本塁打は3位、打点は1位、安打は1位、二塁打は1位となっています。四死球は項目がない。とりあえず、2013年のバレンティンの記録がヤバいことがわかります。なお、2位は楽手の石原がオートペナント中に57本を達成しています。
同様に、投手の歴代記録の多くも鉄人レベルの過剰登板によるものが多く、通常のローテーションの仕様で迫ることは不可能ですね。
以上、対戦での操作性は異なると思いますが、CPUの試合を「見ない」場合の1つの参考データでした。