投稿日 2025年12月31日 最終更新日 2025年12月31日
ブルプロIPをベースとしたMMOをプレイ中。結構楽しめているので色々雑記します。
プレイ日記

12/29に無事初期レベルキャップの60に到達しました(画像は当時のステータス)。この1週間ちょっとは怒涛のようなボリュームに圧倒されつつ何とか追いついてきたという感じ。過去記事にある通り最初の数日は何すれば良いかさっぱりでしたが、やることもつかめてきました。

キャラクリはこんな感じ。クラスはブルプロ時代のメインと互換性のあるフロストメイジの氷牙型。まさかアイシクル連打が帰ってくるなんて(スキル名は変わってます)。

モンスター討伐図鑑は金銀ナッポと金ウリボ以外の一般、精鋭、ボスを完全コンプリートしました。討伐図鑑レベル10です。
ただし12/31でまたおかわりが来る模様。レアモンスター、特に金シリーズは一朝一夕で多数見つけられるようなものではないのでゆっくりと。

シーズン階級はギルメンで銀ナッポ殴りまくったことによってなんとか精鋭ハンターⅠに。金トロフィー5個目が異様にハードル高いんですよね。

▲この中からいずれかをクリアしないと5個目以降が取れない。

金装備は自然と手に入った中からそこそこ厳選できてきましたが、まだイマイチな部位も。武器は周回もしましたが要塞の初クリア箱からしか一切出ていないですね。他職も。

巨塔の遺跡以降は極限空間ハードもギルメンと初日クリアを維持出来ていて楽しい。それ以前はそもそも序盤に装備を拾う方法を知らなかった分の遅れを取り戻すのに必死でした。

レグディニス遺跡30層も無事初日に。適性は14500みたいですが、トレインして集めて倒す、監視塔を誘導するなど(タンクの負担が重いですが)上手く対応すると13000程度のパーティでも十分いけますね。
ギルドダンス一生見てられる
レビュー
というわけで結構楽しんでいるわけですが、ゲーム批評もしてみます。
・近年珍しいMMOらしいMMO
中国産MMOといえば、札束を投入してUIをひたすらタップして戦力数値を上げてランキングと対人のスコアを競う、というタイプが極めて多い。正直、ブルプロ×中国産MMOという組み合わせには当初から期待していませんでした。
しかしながらふたを開けてみるとMMOがスマホ対応化されて以来最も面白いんじゃないかっていうくらいMMOらしいゲームになっている印象。まあ、私自身が時期的に古風なPCMMOをあまり体験できなかったのであくまで雰囲気の話ではありますが。
フィールド狩での素材集めや探索、各地やチャンネルを移動してのボス討伐。インスタンスとはいえロールプレイのしっかりしたダンジョン攻略、装備掘りとオプション厳選、高難易度の塔コンテンツなどなど。
そして生活コンテンツや釣り、コミュニケーションなどのカジュアルな要素も充実しています。生活要素は必ずしも上質とまではいかないものの、近年の作品ではほぼ形骸化していたそれがしっかり機能しているだけでも評価できるのではないかな。写真やエモートなどはブルプロの系譜を引き継ぎつつさらに良くなっている部分もあるみたい?
・スマホ対応だからという甘えが少ない
スマホMMOにありがちなのが、スマホの小さい画面とタッチパネルに適応させるため…という言い訳であるかのような不便且つ見づらいUI。特にPCでプレイするとさらに不便さが際立つことが多い。
しかし本作はPCでプレイしても違和感がさほどありません。ENTERボタンで画面を塞がずチャット窓を開くこともできますし(これが当然じゃないのが怖くもある)、各種操作もしっかりPCらしい入力方法に対応しています。
そして今の時代のニーズを満たす自動戦闘などの簡素化もしっかりあります。
ただ…やっぱり少々不便なところがないわけでもないです。全画面塞がるUI、それを開いている間止まってしまう自動戦闘、ENTERでのチャット後にESCを余分に押さないと操作状態に復帰できない現象、チャットタブの切り替えなど細かな操作で感じられる物足りなさ。
あと自動移動のおつむがあまり良くなくて、自動移動前にマウント(乗り物)に強制的に載せられることになり、マウントで通れない部分は移動不可。そして徒歩で渡れる場合でも川に入るとマウントが消えて移動不可。川を渡って再度自動移動しようとすると最初からやり直しになってまた川で止まる。
こういう細かいところで作りが粗い側面もあったりします。まあ他が良いので仕方なく許容してるという感じです。
・後発に優しい
新規で始めてもそれまでのデイリーコンテンツの報酬をある程度獲得することができ、初日で最前線のレベルに到達することも可能。遅れてプレイしても人権が得られます。
ただし、装備集めなどデイリーとは異なるプレイ要素はしっかり時間をかけて追いかける必要があります。それも長所といえば長所。
また、ハード難易度のダンジョンも少し日数が立てばソロ(NPCと一緒)で挑戦可能。しかもNPCが優秀なので攻略にも支障なし。
つまり最前線組は最高難易度を楽しめ、そうでない人は遅れても良いなら1人でプレイ可能というバランスになっています。
ただしデメリットもあって、プレイが遅れるとコンテンツの難易度が相対的に大きく低下してしまうので(特に数日後のソロモード実装まで待つと顕著)、しっかりやりこみたいなら最前線に留まらないと物足りないこと、そして最前線でプレイしたから先行利益があるわけではないことは、ハードコア層にとって物足りないプレイ体験になるリスクを持つことは否定できません。
・課金「圧」は少ない
無課金でも遊べなくはないし月間パスやバトルパスのみでも最前線近くに立つことはできます。
ただし極めようとするとイマジンガチャと、イマジンを育てるための素材集めの時短にとんでもない金額がかかります。ちなみにイマジン作成素材が直課金以外で主体的に集められないのは欠点といえます(業績などの固定入手以外、1日当たりごく少数の限られたドロップ回数で渋いドロップ率)。
とはいってもそこを突き詰めて何をするのか、というとタイムアタックなどの自己満足要素になるので「圧」にはなりません。
今後のコンテンツ次第ではありますが、現状並み課金でも最前線で遊べるのは評価すべきところ。
・セミオープンワールドでのアクション探索
シームレスではありませんが広大なフィールドを多彩なアクションで探索できます。同種のゲームの中でもかなり行動に自由度があります。例えば5段ジャンプとか壁登りとか空中浮遊とか滑空とか。
ただし、個人的にこの種のゲームであまりやらないでほしいと思っている「安易な鼠返しによる登頂不可」「見えないバリアによる移動不可」が目立つため、開発の意図したルートしか通れない場面が多々あるのは微妙。
特に私は正規ルートが見つけられずに意味不明なルートをたどることが多い人間なので、風鳴りの峡谷マップでは最初のワープポータルを見つけるまで40分、地図が見れるようになるオブジェクトに到達するまで数日かかりました(後者は規定ルート以外全方位が見えないバリアで通れない)。これは良くないですね。
ただし、そういった規制区間を除けばかなりフリーダムな探索を楽しめます。
・キャラクリは進化したと思う
元々キャラクターや服装などのクオリティが高く楽しめたブルプロ。そしてその系譜は維持しつつ、色々と向上している印象です。


1枚目が旧作、2枚目が本作。旧作も良かったと思うのですが、本作のほうがキャラクリの自由度が高く、また個人的には本作の方がクオリティが高いかなと思っています。動きもとても良いです。
あと本作は旧作と異なり、安価で購入できる衣装が多いのも◎。またゲーム内で手に入る衣装もしっかりあります。ガチャ衣装もあるにはありますが、それを使わないと着飾れないなんてことは決してありません。
染色もガチャをひかないとできないなんてことはない。本作の集金はごく一部の衣装とマウント、そしてイマジンの凸という富豪の趣味に集約されている感じはあります。一般人は前述のとおり月パスとバトルパスでも十分。
・ストーリーはオマケ程度
原作ブルプロと比べるとストーリーはあくまでオマケといった感じがあります。決して悪くはありませんがメインコンテンツとはいえないでしょう。
というわけでなかなかの高評価となっている(結構楽しんでいるので仕方ない)わけですが、後発でもプレイ時間さえ確保すれば十分追いつけるので、未プレイでMMOが好きな人は遊んでみる価値ありです。
総じて旧「ブループロトコル」とは別ゲーという感覚があるので、旧作そのものが好きすぎたひとにとっては「これはブルプロじゃない」と言われても仕方ありませんが、個人的には好きです。


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