機械革命の固有エピックのうち、補助装備である「生命が注がれた盃」に関していろいろと調べました。
装備概要
自分が受けるダメージの3割を10秒間に分割して受けられる生存向けOPの他、高い被害増加値を持つ装備です。DNFの評価では「オプティカルコンバットグラスが強すぎて、わざわざこちらを使う人は多分少ない」「被害増加が高いので、自然の守護者セッティングでは最強」という感じ。では、その2装備を比較してみます。
生命が注がれた盃 基本被害増加:5874(LV1) OP被害増加:2964(LV1) その他火力OP:属性強化+10 特徴:受けたダメージの30%を10秒間に分割 ⇒耐性や解除で軽減できる状態異常腕輪と異なり、 被ダメの総量を変化させることはできない。 即死を防ぐためのオプション。
オプティカルコンバットグラス 基本被害増加:4528(LV1) OP被害増加:3557(LV1) その他火力OP:スキル攻撃力5% 条件:全身の装備の等級値が平均90%以上
オプションレベル平均65~70程度、課金倍率抜きの被害増加20万、属性強化300という想定でざっと計算してみたところ、被害増加値による火力差は約1%だけ開戦補助が強いという結果になりました。それをもとに各火力OPを比較すると次のようになります。
生命が注がれた盃 ●被害増加値が1%高い ●属性強化+10⇒約2%の火力上昇 オプティカルコンバットグラス ●スキル攻撃力5%上昇
というわけで、この2装備の比較としては、オプティカルコンバットグラスが約2%高い火力を持ち、その代わりに生命が注がれた盃には即死回避に役立つオプションがある、という結論になりました。まあ順当な結果でしょう。
イレギュラーな場合
しかし面白いのが、「実際に使ったら開戦補助の方が強かった」という例が発生したらしいことです。そこで注目されるのが下記のオプションです。
このオプションが発動することで「被撃時に自分を〇〇状態異常にする」という効果を発動させることができます(属性強化ネックレスでも発生)。するとどうなるかというと、「状態異常の敵1体につき被害増加+〇〇〇」のオプションの適用数に自分も含まれます。つまり、対ボス戦の場合、該当する被害増加オプションの増加値が2倍になるというわけです。被害増加の上昇量が謎に高い現象が起きる理由がここにあった、ということですね。
今回のパターンではアノクセッティングにおけるアーマードパワー上着&永眠のための準備&デザートコンシールメントショルダーの3点により、レベル1基準で712×3=2136(LV1基準)の被害増加が上乗せされました。その結果、生命盃とオプティとの被害増加差による火力比が逆転したということになります。
※中毒コンフューズセッティングの場合はベルトで中毒になれるので不要。
先ほどの条件でこの要素を再計算してみると、被害増加差による生命盃の火力的なアドバンテージは、約3%まで増大しました。総合的な火力でいうと2つの補助装備の火力倍率がほぼ同等になります。具体例で生命盃の方が強くなったのは、装備構成や成長具合によって被害増加値が変動するために起きる現象です。
もちろん、実戦においては被弾することで自動的に被撃時オプションは発生しますが、わざと被弾するというのはそれなりにリスクの伴う行為でもあるので、「生存重視エピックが火力特化エピックに匹敵する場合もある」くらいの認識で覚えておけば良いと思います。被撃時発動オプションは他にも色々あるので、上手く使えれば便利な装備になるかもしれません。
まとめ ●火力倍率比は、基本的にはオプティカルの方が約2%強い。 ⇒もとの被害増加値により増減あり。 ●被ダメージの3割を分割払いできるのが特徴。 ⇒状態異常腕のような治癒や免疫での軽減は不可能。 ●「被撃時」OPを発動し続けられる。 ⇒例えば自分を状態異常にさせるオプションを発動させ、 「状態異常の敵数」に応じた被害増加オプションの 対象数を増加させられる。 対象数オプション3つでオプティと同等かそれ以上の火力に。
以上、機械革命エピック「生命が注がれた盃」について考察しました。最強装備とはいかないものの生存面で有利なOPがあり、さらに被撃時OPを発動させられるという面白い要素のある装備ということがわかりました。
もちろんアーカン等の専用エピックが存在するセッティングの場合はそちらでほぼ固定(カスタムを除く)ですが、補助が自由枠の装備構成の場合は選択肢に入れてみるくらいの価値はあるという感じ。