投稿日 2025年7月4日 最終更新日 2025年7月4日
初週のレイドに体当たりで挑んでみて、「攻略ルート通りにいかない」「そもそも攻略ルートが中途半端でどうしたら良いのかわからない」「盤面ぐちゃぐちゃで意味わからない」など、マップ上での動きに迷ってる人も多かったと思います。
それも当然のことで、今回のレイドは配置にランダム要素が多いうえに、ある種の詰将棋のような側面があるので(これはバカルもそうだったけど)、多くの攻撃隊に共通するパターンというのが序盤しか挙げられないわけです。各パーティの強さやそのバランスもまちまちですからね。
というわけで、そもそもの基本思考について改めておさらいしておきましょう。ただし仕様に関しては過去記事で説明したので省きます。
攻略ルート=優先順位
まず大雑把に理解するなら、レイドの攻略ルートは「優先順位の高い敵」から倒していくことに他なりません。そこで、攻略完了に対しての「重要度」と、後回しにした場合のデメリットとしての「緊急度」の2点から考えていきましょう。
科学者モリ:重要度「低」緊急度「高」)
障壁フェーズでは、放置すれば全プレイヤーの与ダメージが大きく下がるので初手で倒したいです。1フェーズの最初で倒しきることが大前提。
復活してしまった場合、大抵はナベル2フェーズまで進んでいると思いますので、バフ発動までに攻略できそうかという判断になります。無理そうならやっぱり優先度が極めて高い。
エルディール:重要度「高」緊急度「低」
障壁フェーズでは、これを倒さないと障壁フェーズを終わらせる準備ができません。最初に倒すもう1人の敵。
ナベルとの戦闘開始後もHPゲージの下限を撤廃するのに必須なため超重要ではあります。しかし「緊急度が高い」ネームドの処理が問題ないと判断したうえでの入場にしましょう。
戦車トラウマート(破壊/戦争/残酷):重要度「低」緊急度「高」
マップでカーソルを合わせた際、戦闘中またはこれから戦うネームドやボスが範囲に含まれている個体の優先度は最高レベルです。もちろん攻撃開始時間までに処理しきれる自信があるなら別ですが、今回はそういうのは抜きでまとめます。
特にナベルにカーソルがあっていると全滅必至なので優先したいですね。霧ノ神の無意識の次くらいに優先度が高いと思います。
逆に、どうでも良いところを攻撃しようとしている場合は優先度低めです。ただし放置していたらまた別のターゲットを狙うので要注意。気づいたら破壊のトラウマートがナベルを全方位で囲んでいたなんてホラーな案件も。
ちなみに強化個体(遭遇時にモリかエルディールが現れるのがそれだと思います)は何倍も堅くなっているので覚醒を惜しまないように。並のパーティなら未強化でも全然覚醒しちゃって良いくらい。
手のトラウマート:重要度「低」「緊急度「中」
緊急を「高」にするか迷ったんですが相対評価です。
召喚/強化キャスト完了前に倒したい。ただし霧ノ神の無意識や「攻撃対象位置がNGのトラウマート」がいるならそちらを優先することになるでしょう。もちろん制限時間が近いほうから順次倒すことができそうならそれで。
死のトラウマート:重要度「中」緊急度「低」
基本的には暇なときに倒すような相手ではあります。ただし、レイド攻略の山場など、あえてグロッキーに持ち込みたい場合は例外処理が必要になります。特にレイド失敗までのリミットが近い場合、これを使ってゴリ押して大逆転というのも視野に入ってきます。
念のためですが夢の干渉(1番バフ)を使った3PTナベル入場は、倒しきれないと攻略が完全に詰んでしまうリスクの高い戦法なので、勝算がはっきりしている場合を除き控えましょう。
霧ノ神の無意識:重要度「中」緊急度「高」
重要度の評価はやや迷いましたが、放置し続けたた時の効果がレイド進行全体にとって致命的なため「中」としました。
ちょっと放置するだけでレイド制限時間が1分近く減るので放置する選択肢は皆無です。ネームドの中ではもっとも優先度が高いといえるでしょう。
例外は2つ。1つは「今全力でナベル(やHPロックのネーム)を落としにかからないとどうせ詰む」という進退窮まった状態でのギャンブル。もう1つは「1秒でも短縮を狙うタイムアタック」という神々の遊び。
無意識の残骸:重要度「低」緊急度「低」
コイン補充場所。緊急度の高いネームド処理に問題ない状態で、コイン制限が厳しい場合に立ち寄ることになります。
最後のテアナ:重要度「中」緊急度「低」
ぶっちゃけ、火力過多ではない攻撃隊にとっては重要度「高」ととらえて問題ない相手です。これを倒さないのはモリを放置しているのと大した差がないんですよね。
緊急度「中」以上のネーム処理に問題がない場合、早めに撃破したい。1つのパーティはアニマ、もう1つのパーティがテアナみたいな感じで処理する場面が多いのではないかな。もちろん霧ノ神やトラウマートが残っているならアニマ班がそっちにいくことに。
バフ切れの心配がないなら、2フェーズリスポン後の再撃破は不要。
人工神アニマ:重要度「高」緊急度「低」
ナベルのHPロック。緊急度が高いネーム処理後には優先して倒そう。一般的な攻撃隊ならナベル1フェーズにおいてはテアナ≧アニマの優先度といっても差し支えないかも(ただし派遣するパーティの質によって立ち回りは変わる)。
ハードではプレイヤーに破裂デバフをかけてくるので緊急度が「中」に。ただしキュア等の状態異常回復も効く。
ナベル
これを放置するなんてとんでもない。どのPTも入場してない状態は論外なので早く入りましょう。1分放置するとレイド制限時間が5分も減ってしまいます。5倍速、いや6倍速か。
※攻撃隊の火力が低すぎて制限時間いっぱいでも倒せない場合にはエルディールやアニマの緊急度が上がるのですが、「緊急度の高い他ネームドやテアナを処理しているか」という点も振り返って判断しましょう。あとギミック失敗しまくってるならそれはどうしようもないかも。
優先順位例
障壁フェーズでモリとエルディールを落とせたのを大前提として、1フェーズ開始以降の優先順位例をまとめてみます。緊急度が高いA列、重要度が高いB列、リスポン枠のC列、それ以外のD列と区分けしてA>B>C≧Dの優先順位を指定し、更にその中でも順位を定めています。
A.ナベル>霧ノ神の無意識>危険な戦車トラウマート≧手のトラウマート
この列は倒さないとヤバい系の敵です(※霧ノ神以外は入場で足止めできる)。戦車トラウマートの攻撃範囲は随時確認しましょう。
B.テアナ1回目≧アニマ(1~2回目)=エルディール2回目
上記はレイド攻略を進めるための布石となります。火力に自信ありすぎるならテアナは無視でもOK。でもそれくらいならテアナ倒すの自体が楽なんですよね。
C.科学者モリ(2回目)>最後のテアナ(2回目)
現時点でのタイムライン次第、という枠です。テアナは攻略がサクサクなら倒す意味がない場合も多々。モリは攻略終盤以外で出現してしまった場合は対処したいですね。
D.死のトラウマート、無意識の残骸、危険度の低い戦車トラウマート
こちらは必須ではないので用途次第で暇なときに倒しましょう。まだ時間がかかる見通しなら危険度の低い戦車トラウマートも道すがら処理してしまっても良いかもしれません。
死のトラウマートも「とりあえず倒す」をやって構いませんが、ナベルのフェーズが切り替わるとやり直しになります。
無意識の残骸はコイン補給なのでまた別枠。
完全に手すきなら、夢の干渉バフでナベルに2PT同時入場の択があることも覚えておきましょう。C~D列よりは優先する選択肢あり。