投稿日 2022年5月28日 最終更新日 2022年5月28日
ちょうどパワアリーナの課題にもなったパワフェスを初めてプレイしてみました。そういえば2020ではほぼ触らないままだったような。
ざっくり概要
細かいことをさておくと、主人公は混成チームのキャプテンとなり、試合の要所を操作してトーナメントを勝ち抜き、対戦相手の選手を自チームに引き抜きながら優勝を目指すって感じのモードです。
味方になる選手(サクセスの過去キャラが主)は試合の経験値によってレベルが上昇し、このレベルは次回以降のプレイにも引き継がれていきます。サクセスオールスターをかき集めて試合していく展開はなかなか乙なものかも(画像は選手図鑑より)。
▲選手だけでなくマネージャーもチームに勧誘できます。毎試合チーム内のマネージャーから1人を指定して、味方の能力アップや対戦相手の能力ダウンのほか、さまざまな便利効果を発揮してくれます。
▲試合には視聴者数の概念があり、接戦や熱戦をすればするほど数値が伸びます。この数値によって試合の間に行うスカウトが有利に運んだりするのですが、逆に言うとボロ勝ちしてしまうとあまり伸びないという罠システム。
てな感じで、しっかりした選手を育成するなら、基本的にはすべての試合に勝ちぬく前提のモードになると思います。試合数は少ないものの、要所全て操作することになるため、単に強い選手を作りたいだけならサクセスの方が手っ取り早い説はあります(コツも好きなのを狙えるし)
とはいえ、仲間集めやチームが好きなら面白いのでしょうし、これを継続的にプレイすればある程度はロマンある選手をつくれるのかもしれませんね。
ストーリー閲覧動画
試合以外を録画し、ストーリーを垂れ流して見れる動画を作っておきました。色々ぶっとんでいるけど、話の展開自体はパワプロらしさがあって良いんじゃないでしょうか。
プレイの感想
対戦相手の選手を味方に引き入れて育成するというコンセプト自体は割と好ましいものだと思いました。過去のパワプロでも似たようなコンテンツがあったような気はします。
試合に関しては全部操作していたら半端ない時間がかかるので、ピンポイントの操作であることも適切だと思います。
しかし、操作できるタイミングのセレクトがたまにおかしく、理不尽な逆転をされることも多々。また逆に、操作中の回が終わる前にオートに切り替わることもあるのですが(3点差をつけた場合は確実っぽそう)、そのタイミングが微妙過ぎて勝ち越しの芽を摘ませてくる場合があるのはどうかと思いました。
視聴率システムがあるため接戦を演出するのが前提のゲームバランスなのかもしれませんが、序盤の攻防は単なるウォーミングアップに過ぎない感覚を強く感じます。
そうなると、先発登板させるピッチャーもエースではなく半端な能力の投手にした方が良いかも、などといったおよそ野球らしからぬ立ち回りを考えざるをえません。
といった感じなので、チームの育成や、意図的に作られたシーソーゲームの試合などのお祭り感を純粋に楽しめる人向けのモードではないかと思います。
※記事の投稿予約をした後で1キャラ作りましたが、対ボスで満塁の状態で強制オート+追加点0点からの強制逆転⇒なんとか同点⇒またオート⇒9回に神エイムホームランを打たれて裏は下位打線で終わりという強制敗北を見事に食らいました。強振を真芯に当ててもフライになる低レベルのマキシマムさんや兼なんとかさんじゃ無理か。簡単にスタンドに放り込んでくれる清本や出井田は格が違った。
▲序盤では、味方ピッチャー全員のスタミナが0になって、投手の用を成さない木偶の坊に投げさせるしかない状態になったりします。引き抜きやスカウトでは投手の確保が喫緊の課題になります。
サクセス公式キャラの投手であっても初期状態だと変化量1の変化球しか持っていなくて「どう打ち取れば良いのこれ」みたいなパターンもあるので、やっぱりまずは回数を重ねて味方の育成をさせる前提のバランスっぽいですね。
▲おなじみの大西も、レベル1の状態だとコントロールGで変化量すべて1というどうしようもない能力で困惑しました。
▲初期に仲間になる野手だと、たんぽぽ製作所の嶋田さんにはお世話になりました。懐かしい。アベレージヒッターもあるしバランスの良い能力。
▲倉家凪が持つ「相手投手の球種を見抜く」スキルとか結構便利でしたね。ゴーグルの数には限りがありますし。パワプロアプリはやったことないからキャラは知らないけど、対戦相手セレクト画面でのコメントを見る限り、とりあえず何でも釣りたがる人なのは分かった。
▲さすがに物足りない。やはり回数を重ねてやっと選手育成の意味が出てくるモードかも。強い選手を育成する目的なら難易度は達人一択なんだろうなあ。
てなわけで、長所も短所も尖っているモードだと思います。パワアリーナのチャレンジスコアもあるし、もう少しくらい遊んでみようかな。