新年のあいさつと軽いまとめとざくアクのすすめ

投稿日 2020年1月2日 最終更新日 2022年10月9日

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

昨年はアラドにおいてはフィンドウォーやイシスレイド固定の運営もまあまあうまく行き、ほかの色々なゲームにも手を出したり作曲したり、と幅広く手を広げる一年でした。リアルのほうもいくつかの大きな変化があり、種まきの一年といえるかも。今年はより広く深く手を出していきたい。

 新年最初の行事はWindows10への切り替えでした。近々Windows7のサポートが終了するのでもしまだの方は忘れずにヾ|´ー`|ノ

 


あとハイタッチ剣帝がカンスト。キャラ作成から1か月かからずにエンドコンテンツの人権装備が出来上がるのだから恐ろしいイベントだった。

 

 

 以前からやっていたざくざくアクターズのメインストーリーが完結しました。このゲーム、無料配布なのですがそこらの家庭用ゲームでは足元にも及ばないくらいの濃さがあるので、シングルプレイのRPGをやる人にはぜひプレイしてもらいたい逸品です。

 

 初期のタイトル画面はこれです。いかにも殺風景かと思いますが、実はこれには仕掛けがあります。このゲーム、冒険の中で仲間をどんどん増やしていき、拠点に集め、随時同行者を編成していく、私個人では「水滸伝タイプ」と呼んでいるジャンルのゲームなのです。そして、ストーリー中で仲間が増えるとそのキャラクターが随時タイトル画面に表れていくわけです。クリアまでいくと画面いっぱいにキャラクターが並びます。「たった2人の王国」が発展していくさまを見届けることができます。

 

多彩な弱点、ギミックを持つボスモンスターたち
ゲーム性としては、基本的にはオーソドックスなRPGとなっています。しかしながら対ボス戦において、弱点や特殊行動はもちろんのこと、特定条件において挙動そのものが変わるボス、倒す条件がそもそもギミックの処理であるボスなど多彩となっており、昨今の家庭用ゲームによくある「だいだい同じムーブしてれば勝てる」という飽きがこない仕様となっています。

 

★個性豊かで濃いキャラクターたち

仲間をはじめとする(仲間にならないキャラも濃いんだよなあ)各キャラクターたちの掛け合いがいちいち面白い、というか水滸伝タイプのゲームであるからこその魅力が最大に生かされていると思います。拠点会話の更新も頻繁だし、宿屋回復時に発生する会話イベントもある。もちろん、メイン・サブストーリー上にもあちこちにちりばめられています。あと、キャラクターイラストをすべて作者のはむすたさんが描かれているらしいすごい。

 

★泣けるメインストーリー
キャラクターの個性もあって、ギャグテイストなノリが多いゲームですが、メインストーリーでは要所要所で感動させてきます。展開づくりそのものの良さもありつつ、特に注目されるのは主人公・デーリッチの「子供だからこそ」人間の本質を突く言葉の数々ですね。そして、普段はわがままな子供国王が見せる「王モード」的なシーンは必見です。

 

★豊かなサブコンテンツと丁寧な導線

最初に、「基本的にはオーソドックスなRPG」といいましたが、実際には基本じゃないところで数多のサブ的なお遊びがちりばめられています。拠点の発展と各種機能はもちろん、仲間キャラクターの多くで複数部隊を編成・参戦する戦争イベント、ストーリー中にオマケで用意されたミニゲーム等々。これで1つのゲームなのかってくらい濃い内容が詰め込まれています

 

★丁寧な導線
戦闘にしろサブコンテンツにしろ、多彩な要素であればあるほど煩雑になりがちなのがゲームです。しかしざくアクでは随時、懇切丁寧な説明が施されているので(家庭用より丁寧だと思う)、どこかで完全に詰むどいうことはほとんどないと思います。

 実際私は攻略情報一切なしでストーリークリアまでさほどストレスなく到達できました(クリア後はわからないけど)。「ヌルゲー」ということはもちろんありません。あくまで説明が丁寧であるからこそ自力でクリアできる、といったたぐいの丁寧な導線あってこそのものです。

※これはチュートリアルではない部分の説明の話ですが、「ここから進んだらしばらく戻れない」とか、「詰んだとき取り返しがつかなくなるので上書きセーブしないことを薦める」説明とかまあ家庭用じゃなかなかできたもんじゃないよなあ。

 
 

ベースがツクールなので、壮大なムービーとか、雄大な3D世界とか、そういう新しさはない古風な2DRPGではありますが、上記の説明が気になった方は下のリンクから是非やってみてください。

作者はむすたさんのブログ・ダウンロード関連